本と三線と石垣島 ✴︎〜11人の小学校体験記〜
絵本には、人生に3度、読むといい時期がある。
1度目が幼いとき。
2度目が子育てのとき。
3度目に読むといいのは、子どもが独立したり、自らが年老いて、孤独や病にさいなまれたとき。
それを教えてくれたのは、福岡糸島に在住の 才津原哲弘さん。私が住む同じ地区に住んでいらっしゃって、館長として、本物の図書館を作ってこられ、いろんな作家さん、著者の方々とも出会ってこられた才津原さんとの出会いは、
私の人生を大きく、広くしてくれました。
長野ヒデ子さんも石垣島に2週間ほど滞在していた時期があったらしく、絵本作家の“秋野イサム”さんに会いにいく為に、小浜島にいったそうです。
私が今住んでいる場所の家主さんと、秋野イサムさんが仲良しだとしって、縁とは面白いな。と思うのです。
【おとうさん おかあさん】
この本は、お父さんとお母さんの生い立ちを、
それぞれその時にあったこと、記憶をたどりながら、子供に伝えていくお話しです。
私も、父と母に聞いたことがあったなぁ。
どこで生まれたの?とか、何が流行ってた?とか。お父さんとお母さんも、小さい時があったんだなぁ。って、不思議に思ったことがあって、
だって、生まれた時から、お父さんもお母さんも大人だったから。そんな、小さな小さなことなのかもしれないけど、子供にとっては嬉しくて、
なんか安心するような、この絵本。
息子と一緒に読んだら、おかわり3回。
学校から帰ってきてからも、自分で読んでいるくらい、子供にとって、お父さんとお母さんをしることは、とっても嬉しいんだと思うな。
こうして子供の喜ぶことを知ることができるのは、私も嬉しい。絵本を読むことで、呼び起こされる自らの記憶と繋がる今。
計り知れない創造性を持った子どもたち。
その瞳で、よく世界を見ている。
リアルを楽しくする天才の子供たち👶
固まり続けた“なに”かを、柔らかくしてくれる、自然と子供たち、絵本と人に感謝です🌿
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