見出し画像

子どもの肌の痒み、じんましんかもしれません。

娘は、アトピーじゃなくて、じんましんかもしれない。

そんなの、全く思い至らなかった。



以前、娘がとびひになった話を記事にしていた。

良い皮膚科に出会ってお世話になって、ありがたいことにとびひは収まった。
しかし、その後も娘の皮膚のゆらぎは、続いている。

これまでも夏の汗疹がひどくなることがあったけれど、今年は特別ひどかった。
6月くらいから、娘の肌のコンディションは非常に悪い。
ふと突然、良くなる時もあるけれど、だいたい毎日、痒いようだ。

手首、膝の肘の内側、膝の内側、脇の周り。
時にはただの肌の表面の部分をかゆがる時もある。

問題は、痒くなるととにかく掻きむしってしまうこと。

特に夜になるとひどくて、夜中に掻きむしりまくって血が滲むことも少ないくない。

毎晩、塗り薬は欠かせない。またとびひになってしまうかもと怖くて、ちょっとかきむしったところは絆創膏やワンタッチパッドで押さえなければ、私の気が済まない。


治りそうなのに治らないと、焦っていた。

こんなに毎日ちゃんとやってるのに、私のやり方が悪いのか。

薬を塗っても、ワンタッチパッドで押さえても、己の肌を掻きむしる娘をみて、つい「なんでかくの」と言ってしまう。
娘に怒っているわけではないのに、自分の感情を消化できなくてぶつけてしまう。また、自己嫌悪に陥る。

だから皮膚科に再度行こうと、ずっと思っていた。

でも、腰が重かった。
どうせ対症療法しかない。アレルギー検査をしろとか言われるかもしれない。あなたのやり方が悪いですよ、と言われるかもしれない。

自分の弱さのせいにして、現実から目を背けていた。娘の肌は、一向によくならない。

このままではまた飛び火になってしまうかもしれず、せっかく1ヶ月かけて良くなったのに、またあの辛い思いをするのか。

何よりも、前回もらっていた皮膚科の薬も、ついに底をつきそうだった。

ついに、覚悟を決めた。
皮膚科に行くことにした。


そこで先生から聞かされたのは、思いってもみない言葉だった。

娘さんは、『じんましん』かもしれません。

じんましん。蕁麻疹。
もちろん聞いたことはあるけど、ほとんど知識がない。なぜなら私自身、生まれてこの方たぶん一度もなったことがない。2人いる弟もそうだったんじゃないかな。小2の息子も肌が強いので、肌トラブルはほとんどなかった、水イボぐらい。

今日聞いた皮膚科の先生の話をまとめてみる。

・蕁麻疹は、様々な要因で起こるけど、小さな子供の頃にも体の内側と外側両方が成長していく過程で、起こることもある。

肌は、蝶の調子、特に大腸との関わりが強い

風邪気味や、体が疲れている時に、蕁麻疹のように肌に症状が出る人がいる。『身体の内側からの信号』のひとつ。

・肌のかゆみの原因は、現時点では断定できない。アトピー体質の人もいる。ただ数ヶ月前から悪化したことを考えると、食物アレルギーなどは考えづらい。アレルギーに固執して考えることはない

まとめると、ここ数ヶ月、娘は蕁麻疹がゆるくずっと続いてしまっている状態かもしれない、ということだった。

治療としては、まずは保湿第一で、痒がる時にはアレルギー用の飲み薬を飲む、かゆい部位にはステロイドの薬を塗る。
そして、治療しながら、娘さんをよく観察してください、と言われた。


正直、すごくホッとした。

もしかしたら娘は何かしらのアレルギーかもしれないし、アトピー体質かもしれないけれど、いったんは『身体の内側からの異常信号』と診断してもらい、治療方針が決まったから。


今日はとりあえず、肌の痒みはじんましんである可能性がある、という初めての気づきを残したくて、記事にしてみました。

どなたかの参考になれば、幸いです。



では今日はこの辺で。

最後までお読みいただきありがとうございました!



hona





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?