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娘のおんがくの授業を見にいった話

娘(小4)が通う支援学級に、授業参観にいってきました。授業は「おんがく」で、楽器は鍵盤ハーモニカと、マリンバと、和太鼓。テストの日だったので、子供たちはひとりずつ、音楽の先生の伴奏にあわせて演奏していきます。

鍵盤ハーモニカはけっこう厳しくて、どの音をどの指で弾くかをきっちり指導されている様子。みんな教わったとおりの運指で弾こうと、ゆっくりと一生懸命に演奏していました。

マリンバは、ちゃんと共鳴パイプがある本格的なもの。音板を打つとポーンっといい音がするので、みんな楽しそう。

最後は和太鼓。娘は、先生がピアノで弾く「村まつり」にあわせて、まったく間違えずに太鼓を打っていました。先生によると「いつもピッタリあってます」とのこと。もともとリズムに乗るのが得意な子ですが、これにはおどろきました。ほかの子はというと、リズムにあわせて打つのがちょっと苦手だったり、自分で作ったオリジナルのリズムをノリノリで乱打したり(これはこれでかわいい)。娘は、この支援学級の中でも、知的な遅れが特に目立つ子ですから、このように何かが「おともだちよりよくできる」というのは稀です。

娘はほとんどの面でほかの子より未発達なゆっくりさんですが、いくつかの能力だけ突出していて、リズムにあわせて体をうごかす、というのもそのひとつ。久しぶりに、能力全開の娘を見ることができました。

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