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9月第3週 今週の「本の話」 おすすめ3選!

9月14日(木)から9月20日(水)に、本の話で公開された記事の中から、注目の記事をピックアップ!


◇ ◇ ◇

★『1976年のアントニオ猪木』『1984年のUWF』に続く三部作最終巻――旧世代から新世代へと受け継がれていく日本プロレス格闘技

2000年、日本人が誰もできなかった「グレイシー狩り(ハント)」を成し遂げた桜庭和志。一介の中堅プロレスラーが日本格闘技界のスターになるまでを綴った渾身のノンフィクション『2000年の桜庭和志』から、水道橋博士さんによる「文庫解説」をご紹介します!

著者の柳澤健さんと、プロレスを舞台にした青春小説『立ち上がれ、何度でも』を刊行し、賛否両論を巻き起こした作家・行成薫さんが、「桜庭和志」について語り合うイベントも開催されます! 詳しくはこちら。


★今こそ取り戻したい幸田文の「身体」

幸田露伴の娘として生まれ、父親に『論語』素読から家事全般まで全てを教わった幸田文の随筆を、川上弘美が読み込み編み上げた極上の一冊『精選女性随筆集 幸田文』から、由里幸子さんによる「文庫解説」をご紹介します!


★愚かな若者が愚かな自分に気がつき、そして世界の広さに打ちのめされる物語

『居るのはつらいよ』『心はどこへ消えた?』『ふつうの相談』などが多くの読者に読まれている、われらがカウンセラー、東畑開人さん。『野の医者は笑う』は、30代に入ってほどなくして刊行された、若き心理学者の初めての一般書にして規格外のエンターテインメントです。『文庫版まえがき』を公開しています。


●今週のポッドキャスト

【5分で聴く♪文春新書】大川慎太郎著『藤井聡太ライバル列伝 読む棋士名鑑』

永瀬拓矢王座に藤井聡太7冠が挑む第71期「王座戦」5番勝負。現時点では1勝1敗、勝負のゆくえから目が離せません。数多くの天才がひしめく将棋界で、藤井7冠の前に立ちはだかるライバルたちは。一体いかなる人々なのか?観戦記者の第一人者が書いた『藤井聡太ライバル列伝 読む棋士名鑑
の出版裏話を、文春将棋部長の菊地光一郎さんと担当編集者が語ります(聞き手:大石正輝・文春新書編集部)


【翻訳の部屋・特別編 第2回】世界同時発売!初の公式評伝『イーロン・マスク』。稀代の天才を生んだ幼少期の壮絶体験とは?

イーロン・マスクはただのお騒がせ起業家ではない――当代最高の伝記作家の密着取材で明かされたのは南アフリカの治安最悪の地区で生まれ育ったマスクの壮絶な幼年時代。「苦痛が自分の原点」と語るイーロン・マスクは、人間関係がうまく築けず、いじめの標的となり、家に帰れば「ジキルとハイド」のような父親の心ない言動に傷つけられてきた。そんなトラウマ体験が今も彼の原動力なのだ。世界同時発売となった今年最大の話題作『イーロン・マスク』を担当編集キヌガワが語りつくす連続ポッドキャスト、第2回。


【翻訳の部屋・特別編 第3回】世界同時発売!公式評伝『イーロン・マスク』で明かされるツイッター買収劇の内幕とは?

9月13日に世界同時発売となった初の公式評伝『イーロン・マスク』。著者アイザックソンは長期にわたってマスクに密着、日本でも大騒動となったツイッター買収劇の内幕もみっちり描いた。なぜイーロン・マスクはツイッターを買収しようとしたのか。買収によって何を実現しようとしているのか。そしてなぜ「X」なのか――?
全世界で内容極秘の本書を版権取得から担当してきた編集者キヌガワが、遂に封印を解いて語りつくす連続ポッドキャスト、第3回。

第1回はこちら。


【翻訳の部屋⑱】梅毒患者は水銀風呂に! 夜泣きする子どもにはアヘン! 残念すぎる医学の歴史のすべては風呂で読め!?

ネットに阿鼻叫喚を巻き起こした恐怖と爆笑のノンフィクション『世にも危険な医療の世界史』。お求めやすく文庫化が成ったのを機に、編集者が読みどころを語り合います。水銀風呂で蒸されたり、電気風呂を浴びたり、冷水風呂で冷やしたり。人類の歴史はトンデモ医療の歴史でもあるのです。妙に風呂の話が多い衝撃エピソードの連打を楽しむにはやっぱり風呂読書!?

冬木糸一さんによる「文庫解説」もあわせてどうぞ。


【話題作🎧試し聴き】『いけない』(著・道尾 秀介/朗読・中村 友紀)

ラスト1ページですべてがひっくり返る。話題の超絶ミステリがオーディオブックとなりました。トリックが仕掛けられたPDFを見ながら、朗読を愉しむ仕掛けです。


【著者が語る】新刊『でぃすぺる』発売直前!今村昌弘さんネタバレなしオンライントークを完全配信

今村昌弘さん最新作『でぃすぺる』が9月21日に発売! 本作は、雪密室で死んだ“マリ姉”の謎を少年少女たちが追いかけます。手がかりとなるのはマリ姉が残した『七不思議』。ここに記された怪談の中にマリ姉の死の謎を解く鍵が隠されている(かもしれない)。一見真逆の方向を向いていそうなオカルトと本格ミステリが、今村さんの手で見事に融合。ミステリファン瞠目の快作が誕生しました。なぜオカルトをテーマにしたのか? なぜ子供たちが活躍する話を書こうと思ったのか? 本イベントでは、『でぃすぺる』を10倍楽しむための創作の裏話をネタバレなしでお届け&今後のイベント情報もお伝えしています。

10月18日(水)にオンライントークイベント(ネタバレ有り)が開催されます。詳しくはこちら。


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