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10月第2週 今週のおすすめ「本の話」 5選

今週は新刊から柚月裕子さん『ミカエルの鼓動』、文春文庫からは畑野智美さん『神さまを待っている』、文春新書からは門井慶喜さんの『東京の謎』をご紹介。そして前回の国内編に続き、2021年上半期の傑作ミステリーの【海外編&まとめ】を公開。
オール讀物からは第11回「本屋が選ぶ時代小説大賞」候補作発表です!

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★柚月裕子さん、最新長編『ミカエルの鼓動』の魅力に迫る。――登場人物紹介&担当者が語る執筆の舞台裏――

映画 『孤狼の血』原作で話題の柚月裕子さん。初めて挑んだ医療小説『ミカエルの鼓動』が10月7日に刊行されました。
その魅力の一部に触るべく、詳細なあらすじと、登場人物紹介を公開。担当編集者が執筆の舞台裏を語ります!

★<文庫化記念>貧困女子を描く傑作長編
畑野智美『神さまを待っている』一章と二章を全文公開!

勉強した。真面目に働いた。でもわたしはホームレスになった――業績悪化を理由に解雇された26歳の水越愛。大晦日、ついにアパートを出て漫画喫茶に移った愛は、日雇いの仕事を探し、すぐに前の生活に戻るつもりだったが――著者自らの体験をもとに描く「貧困女子」リアル小説。

文庫化を記念して一章と二章を本の話noteで全文公開します!

★なぜトットちゃんには自由が丘がぴったりだったか

『家康、江戸を建てる』『東京、はじまる』など、江戸・東京に深い造詣をみせる直木賞作家門井慶喜さんが、東京の21の地域について過去と現在とを結び、東京の「謎」を解き明かす『東京の謎(ミステリー)』。

本書より「なぜトットちゃんには自由が丘がぴったりだったか」を特別公開!

好評だった「なぜ東京を"とうきょう”と読んではいけないのか」の立ち読みもどうぞ!

★ステイホームのお供に! 2021年上半期の傑作ミステリーはこれだ!【海外編&まとめ】<編集者座談会>

ふだんミステリーを担当している編集者が集まり、文春のイチオシ作品も織りまぜつつ、2021年上半期の必読ミステリーをふりかえる座談会。大好評の国内編に続いて、海外編を公開です!

■国内編はこちら!

★第11回「本屋が選ぶ時代小説大賞」候補作発表!

第11回「本屋が選ぶ時代小説大賞」は、令和2年10月1日~令和3年9月30日に発表された単行本の中から、文芸評論家の縄田一男さん、末國善己さん、大矢博子さんの3氏の推薦をもとに、候補作を決定しました! 選考会は10月27日、文藝春秋にて行われます。

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 本の話では「読者と作家を結ぶリボンのようなウェブメディア」として、書籍にまつわる記事を配信しています。

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