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8月第2・3週の「本の話」 おすすめ3選!

8月8日(木)から8月21日(水)に、本の話で公開された記事の中から、注目の記事をピックアップ!


◇ ◇ ◇

★早稲田大学競走部駅伝監督・花田勝彦が注目した『俺たちの箱根駅伝』のことば

早稲田大学時代は3年時に箱根駅伝で区間賞(区間新)&総合優勝を果たし、実業団では世界選手権や2度のオリンピックに出場した花田勝彦さん。引退後は指導者として上武大学を箱根駅伝初出場に導き、連続出場を果たしました。現在は母校の競走部駅伝監督に就任し、さらなる高みを目指す花田さんは、池井戸潤さんの『俺たちの箱根駅伝』をどう読んだのか、ロングインタビューを前後編でお届けします。


★光浦靖子さん、待望のカナダ留学エッセイが刊行に!【著者コメントあり】

コロナ禍の2021年7月、日本を出発しカナダへ留学した光浦さんのありのままの心情を綴ったエッセイ本『ようやくカナダに行きまして』が9月26日に発売! 光浦さんのカナダでの暮らしがわかる写真もカラーで多数収録。50歳での初の海外暮らし。アラフィフ世代はもちろんのこと、全世代に共感と前向きな気持ちにさせてくれる一冊です。詳しくはこちら!


★「日本のパイロットはすべて近眼」…ルーズベルト大統領が真珠湾攻撃まで疑わなかった、信じがたいデマの数々

半藤一利さん『日本のいちばん長い日 決定版』は、玉音放送までの24時間を描いた傑作ドキュメントとして名高い作品です。その「昭和史の語り部」半藤さんには、実はもう一つの『日本のいちばん長い日』と言うべき作品があります。それが開戦の日までの熾烈な国際外交交渉と、開戦の日の24時間を描いた『[真珠湾]の日』。
こちらの本より一部抜粋して、真珠湾攻撃の日における、日米双方の緊迫感あふれる事態の推移をご紹介します。


●今週のポッドキャスト

【文學界presents文学への道・号外】第171回芥川賞・松永K三蔵さんの受賞記者会見をノーカット配信!

2024年7月17日、第171回芥川龍之介賞の選考会が行われました。「バリ山行(さんこう)」(「群像」3月号)で芥川賞に選ばれた松永K三蔵さん
の受賞記者会見をノーカットでお届けします。
なお第171回芥川賞受賞作の朝比奈秋さんの「サンショウウオの四十九日」と松永K三蔵さんの「バリ山行(さんこう)」は2作品は現在発売中の
「文藝春秋」2024年9月号で全文お読みいただけます。


【5分で聴く♪文春新書】青柳雄介著『袴田事件 神になるしかなかった男の58年』

9月26日、戦後最悪の冤罪事件「袴田事件」の再審判決が下ります。1966年に袴田巌さん(88)が強盗殺人・放火の疑いで逮捕されてから58年――事件の深層を丹念に解き明かし、袴田さんをめぐる人々の感動的な物語を描いたノンフィクション『袴田事件 神になるしかなかった男の58年』 が仕上がりました。拷問に近い取り調べて”自白“させられ死刑を宣告された袴田さんは、徐々に精神の変調をきたします。〈机のろうそくに火が点けられた。これが燃え尽きるとわたしは死ぬし、世界は滅びるのだと思っていた〉(1981年11月8日)。あまりの苦悩に苛まれた袴田さんは、次第に自分自身を「全知全能の神」と思い込むようになります。ジャーナリストの青柳雄介さんは、まだ袴田さんが獄中にいた18年ほど前から取材を開始。2014年に再審と釈放が認められてからは、静岡の袴田さんの自宅近所に移住して密着取材を続けてきました。作品の舞台裏を青柳さんが語ります。(聞き手:大石正輝・文春新書編集部)


【話題作🎧試し聴き】『曙光の街』(著・今野 敏/朗読・浅木 俊之)

公安外事・倉島警部補シリーズが、オーディオブックとして配信決定。
シリーズ第一弾は『曙光の街』です。手に汗握る公安エースの活躍を朗読でもお愉しみください。


【オールの小部屋】双葉社の編集者はオール7・8月号をどう読むのか!? 好評発売中のオール讀物7・8月号

おなじみ最年少編集部員のシマダさんと、ゲストにお招きした双葉社のおふたりとで注目記事、おすすめの小説をご紹介していきます。坂木司さん「おやつ部」新作の誕生秘話、小林尋さん伝奇SF、高校生直木賞の裏側について、たのしいトークをお楽しみください!


【翻訳の部屋】『邪悪なる大蛇』(ピエール・ルメートル)は著者最後のミステリ!?

『その女アレックス』 が70万部のピエール・ルメートルの新刊『邪悪なる大蛇』 は、「最後のミステリ」! しかも本作は、著者が作家デビュー前の1985年に書き上げた「はじめて書いた小説」でもあるのです(当時は出版社にも送らなかった!)。しかしルメートル節は最初から全開、かわいいおばあちゃんの殺し屋(ちょっとボケ気味)のヤバすぎる活躍(?)がいかに人生の無常観を悟らせてくれるか、ミステリ王ナガシマが熱弁します。


【著者が語る】二宮敦人さんのマイクラ愛が炸裂の『サマーレスキュー 夏休みと円卓の騎士』

世界的大ヒットゲーム「マインクラフト」を題材にした『サマーレスキュー 夏休みと円卓の騎士』の著者・二宮敦人さんが、マイクラ愛を語ります。


【話題作🎧試し聴き】『トヨタ 中国の怪物 豊田章男を社長にした男』(著・児玉博/朗読・額田 康裕)

トヨタ自動車で中国事業を立て直し、‟豊田章男を社長にした男”=服部悦雄氏の人生を描いたノンフィクションがオーディオブックになりました。




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