3月第3週 今週のおすすめ「本の話」 5選
今週は第1回「本屋が選ぶ大人の恋愛小説大賞」より選考会の模様をお届けします。また、3/7に発売された文學界4月号「特集 アナキズム・ナウ」から鼎談を、文春文庫からは平松洋子さん、内澤旬子さんの文庫解説を公開しました。
そしていよいよ来週3/24に発売される上橋菜穂子さんの『香君』。特設サイトをご紹介します！
◇ ◇ ◇
★今最も届けたい恋愛小説を決める第1回「本屋が選ぶ大人の恋愛小説大賞」。記念すべき第一回の受賞作は？
本年度が初開催となる「大人の恋愛小説大賞」は、大人がじっくり読める質の高い恋愛小説を発掘し、読者の皆様にひろく届けることを目的として創設されました。
本年度の選考委員は、川俣めぐみ氏（紀伊國屋書店横浜店）、大塚真祐子氏（三省堂書店成城店）、山本亮氏（大盛堂書店）、加藤ルカ氏（有隣堂横浜駅西口店）、花田菜々子氏（HMV＆BOOKS日比谷コテージ店）の5氏。その議論は多岐にわたって非常に白熱！ その模様を全文お届けします。
★文學界4月号＜特集 アナキズム・ナウ＞
鼎談 栗原康×松村圭一郎×森元斎 アナキズム会議
アナキズムとはどのような考えなのか。なぜいま注目されているのか。今日のアナキズムを日本に広めた栗原康さん、松村圭一郎さん、森元斎さんが語る、相互扶助の思想とその展望。
■この鼎談が掲載された「文學界」4月号はこちら
★書評 『いわしバターを自分で』（平松 洋子 著、画・下田昌克）
美味しいレシピ満載！「週刊文春」人気連載最新刊は文春文庫になりました。コロナが変えてしまった世の中でも、人の信頼、味を守る工夫をみつめ、考えながら進む人は強い。食べる現場はここにある！
ノンフィクションライター石戸諭さんによる書評「平松さんの傑作レシピの味」です。
■書籍購入はこちら
★書評『ストーカーとの七〇〇日戦争』（内澤 旬子）
恐怖の日々は、よくある別れ話から始まった――交際八か月の男と別れようとした。男は豹変し、SNSでの攻撃が始まる。著者は警察に相談するが、法制度は現実に追いつかず……。
評論家の荻上チキさんによる書評「警察や弁護士の不当な対応、法律の限界……ストーカー被害者が直面する苦痛」です。
■書籍購入はこちら
★上橋菜穂子さん『香君』特設サイト公開
いよいよ来週発売される上橋菜穂子さんの『香君』。あらすじ、おもな登場人物の紹介など、その世界観を表した特設サイトが公開されました！
■予約はこちらから
◇ ◇ ◇
本の話では「読者と作家を結ぶリボンのようなウェブメディア」として、書籍にまつわる記事を配信しています。
こちらもお楽しみ下さい！
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？