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5月第3週 今週のおすすめ「本の話」 5選!

  今週は、読者プレゼント企画が実施された佐伯泰英さん「居眠り磐音 決定版」から驚きの応募数が発表されました! 

 ほかにも東京大学英文学教授 阿部公彦さんのコラム、オール讀物の「Book Talk」からは武川 佑さん篠田節子さん、「作家の書き出し」からは佐藤究さんのインタビューをお届けします!

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★「居眠り磐音 決定版」51巻完結記念 読者プレゼント
予想を超える驚異の応募数発表!! 

 累計2300万部を超える、佐伯泰英さんの「居眠り磐音」シリーズ。文春文庫で2019年2月から2021年3月にかけて刊行された<決定版>の完結を記念して、読者プレゼント企画が実施されました。

 なかでも51巻すべてのカバーが必要なB賞は、営業担当者も「そんな高いハードルのプレゼントは難しいのでは?」と懸念していました。その結果はいかに…!


★フィッツジェラルド、ヘミングウェイ、ポー、村上春樹――「黄金の抜粋」で出会う本物の英語!

 4月27日に発売された『英文学教授が教えたがる名作の英語』は、時代背景や小説のルールなど丁寧に解説し、和訳、語注や文法の説明も充実。英語的感覚を身につけるためのお役立ちヒントがたっぷりです。本の話では、その著者である阿部公彦さんのコラムを公開しました。

 第1回のテーマは「なぜ名作を使って学ぶのか?」、第2回のテーマは「挫折しがちな『名作の壁』をいかに越えるか」です。

第1回:名作の「打率」を考える

第2回:「名作の壁」を超える


★日常の一歩外へと連れ出されるロードノベル集――『田舎のポルシェ』(篠田節子)

 コロナ禍で気晴らしの旅行もままならない――、そんないま、ぜひ読みたいのがこの『田舎のポルシェ』。収録作の主人公は、岐阜の郷土資料館の職員、リタイアした元企業戦士、夫に先立たれた介護士など普通の人たち。それぞれに目的を秘めてロングドライブに出発するのですが、思わぬトラブルの連発に、すんなりと目的を果たすことなどできません。旅のスリルと人生の奥深さの詰まった一冊です。

 オール讀物Book Talkでは、著者である篠田節子さんに語っていただきました。


★戦国時代を生きた名もなき人々の戦い――『千里をゆけ』(武川 佑)

 デビュー作『虎の牙』で歴史時代作家クラブ賞新人賞を受賞した新鋭、武川佑さんの最新作『千里をゆけ』。生々しく蠢く人間の欲望をあますところなく描き切った意欲作です。

 作品について、そして片腕を失った主人公、小鼓に託した思いなどを語っていただきました。

『千里をゆけ』全国の書店員さんからの集まった感想・メッセージです!


★話題の『テスカトリポカ』。古代アステカの人身供犠と現代社会のダークサイドが浮彫にした人間の本質とは?

 3年半ぶりの新作『テスカトリポカ』。話題のこの作品は、第34回 山本周五郎賞を受賞しました。

 その著者である佐藤究さんに、作品や創作についてたっぷり語っていただきました。瀧井朝世さんによるロングインタビューです!



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 本の話では「読者と作家を結ぶリボンのようなウェブメディア」として、書籍にまつわる記事を配信しています。

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