ブフミロトン
谷昇シェフの
ブフミロトンを知って
作りたいと思っていた。
Bœuf Mirotonは
フランスの伝統料理。
フランス民謡でも
歌われる身近な料理だ。
谷シェフはタマネギを
白ワインをつぎ足しながら
茶色になるまで炒め、
飴色玉ねぎを作る。
オニオングラッセ、
Sause Lyonnaiseは
とても時間がかかる。
そこで市販のオニグラを購入、
ワインとバターを入れて炒め、
水とスープの素を入れて煮る。
オニオングラタンスープで
これだけでもとても旨い。
牛肉の腿肉は別に炒め、
小麦粉をまぶして炒める。
焼いた牛肉をスープに投入、
じっくりと煮詰めていく。
バターライスはご飯に
バターを入れてまぶした。
大きめの平皿にライスを乗せ
煮込んだブフミロトンを
たっぷりと盛りつけた。
ビーフストロガノフか
ハッシュドビーフのようだが、
この手抜きのブフミロトン、
食べてみたら玉ねぎの甘さと
ワインの酸味などがいい感じ。
ハヤシライスの原型などとも
言われるが抜群に美味しい。
ワインは軽めの赤ワイン、
スペインのオラヌエーヴァの
シラーを合わせてみた。
カシスやブラックチェリー、
スパイスの香りもあり、
黒胡椒をたっぷり振った
ブフミロトンとばっちりだった。