スポーツマンシップ

江戸時代には
スポーツというものは
日本にはなかった。
鎖国が解かれた
明治になってから
スポーツが始まった。

横浜に居留した外国人が
日本人に陸上や水泳、
ボートやラグビーなど
様々なスポーツを教え、
外国人と日本人の間で
試合が行われたのだ。

外国人居留地には
様々な外国人がいたが、
スポーツをすれば、
みんなが仲良しになる。
人種や国境を越えて、
友情が生まれるのだ。

スポーツマンシップは
フェアプレーの精神を生み、
ジェントルマンシップ、
フレンドシップを尊ぶ。
日本人にもそれを教えたいと
外国人は考えたのだ。

スポーツによって
健やかな体になれば、
自ずと心も健やかになる。
スポーツの意義は
とても大きなものがある。
オリンピック憲章でもある。

今、世界のスポーツには
そうしたスポーツの起源の
スポーツマンシップがあるのか。
金や名誉に目が眩んでいないか。
純粋にスポーツを楽しみ、汗をかき、
友情を育むことに重きを置くべきである。