「至上の愛」

ジョン・コルトレーンの
「至上の愛」を聴いている。
「A LOVE SUPREME」は
彼の最高傑作と言われている。

「承認、決意、追求、賛美」、
4部からなる組曲である。
「神への小さな捧げもの」と
コルトレーンは言っている。

宇宙を前にした一人の
創造的な人間が神の顕現を示す。
神秘的な精神世界が描かれる、
とても難解な哲学的な曲だ。

ピアノはマッコイ・タイナー、
ベースはジミー・ギャリソン、
ドラムはエルヴィン・ジョーンズ、
テナーサックスがコルトレーンだ。

史上最高のカルテットが
鬼気迫る演奏を唸りあげる。
真夜中に真っ暗な部屋で
大空に輝く星を見ながら聴く。
ロックグラスを片手に持ちながら。