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膿胸【のうきょう】について

膿胸にについて説明します。

①概要

肺は2枚の胸膜と呼ばれる膜があります。この2枚の膜の間の空間があり、胸膜腔と呼びます。

この胸膜に細菌感染症がおこり胸膜腔に膿が貯留した状態が膿胸です。 

3ヶ月以上経過したものを慢性膿胸と呼びます。

口の中の細菌や黄色ブドウ球菌、嫌気性菌などの感染によって発症することが多いとされています。

②発症のメカニズム

膿胸は、肺炎などから進展したり、胸の手術や食道破裂に合併して発症すると言われています。

③症状

発熱や胸痛がみられます。

膿の貯留が著明な場合は息苦しさを伴うこともあります。

④検査


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