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34.生理と生きづらさの関係 私が気付いた事と変えたこと


これまで悩んできたこと

これまで生きづらくて仕方なかったです

気にしなくても良い他人からの一言に傷付いて、落ち込んでしまう自分の繊細さが嫌で仕方ありませんでした

心は強くできるものだと思って、
自分のダメな所を何とか治そうと必死にもがいて来ました

でも、心は強くするものではなくて、誰にだってダメなところはあり、
ダメな自分が良いと自分を受け入れられる自分を緩める練習をして来ました

このnoteで、自分の性格や、好きな事、嫌いな事、得意な事、苦手な事、人との関り方、過去のトラウマ、自分の感じている不安等、
自分と自分の過去と向き合って来ました

感受性の高さから、余分な情報をキャッチして疲れてしまったり、
繊細さから、落ち込みやすかったり、
自分の女性らしくない考え方が、周りとの不和を引き起こしたり、
合理的な考え方から、人の感情がわからなかったり、
自分がいた環境も原因となり、出来ない自分を認められない自分への厳しさへ繋がったり、
自分の特性や環境から、どのように今の自分が形成されたのか整理をすることが出来ました

けれども、自分と向き合った結果を見てみて、
感受性や繊細さという感覚的な特性と、
合理的な性格という論理的な特性が混在していて、
感情的か、論理的か、どちらか分かれるのでは無いと分かりつつも、
異色ないしは、矛盾した状態であると感じました

自分と向き合う前から、なんとなくこの矛盾は感じていて、
自分自身のことを長らく理解するのに苦しむ要因でもありました

感覚的な自分と合理的な自分

自分と向き合い続け、
自分のことを観察していて、
この自分でもよくわからなかった状態の気付きを得ました

自分の基本的な性格は、合理的だったように思います
恋愛等で繊細に悩む事もなく、物怖じせず発言する様は周りから度胸があると言われる事が多くありました

自分は本当に繊細な人間なのだろうかと、自分でも疑問を感じる部分がありました

小学校あたりから、色んな人と関わる機会が増え、
素のままの自分では先生や親から怒られたり、感情が薄い自分の性格を変なように言われることもあり、合理的な考え方をする自分を否定するようになりました

社会に適合する為、いい子になる為に、自分の考え方は良くないのだと、
周りのみんなに合わせた感覚的な行動に合わせなければならないと、
素の自分を抑え込んでいた記憶があります

合理的に感情的な人を理解しよう努力した

自分の合理的な考えと全く違うルールに従って行動する周りの感情的で動く人が自分にはよくわからなくて、人が怖くなっていました

嫉妬や、目立ちたい等、自分には全くわからない感情で、
他人を欺いたり、他人へ痛みを与える事を厭わなかったり、
同じ人間とは言え、正気の沙汰ではない様に自分には見えました

また、世間で流行っているから、ブランドだからと飛びつく「普通の人」もまた、
自分が好きでもないのに見栄を張る理由もわかりませんでした

大学生になって、論理的な考えで物事を考える理系の環境に変わり、
自分の考え方と、周りの考え方のズレが少なくなり、
周りに合わせる努力が少し緩和され、以前よりは生きやすくなりました

そして、今日本を出て、1人で過ごす時間が増え、これまでの外的な要因は排除されました
けれども、生理前後だけは、感覚的な部分が非常に強くなっていることに気が付きました

本来、合理的な性格であれば、周りのずれを感じても、合理的に自分の考えを貫く強さを持っているはずなのに、
過去これまで周りの声にこんなにも強く影響されてしまっていたのは、
生理時の不調にあるかもしれないと最近感じました

生理時の不調

これまで、生理前後のPMSの症状として、
生理痛を感じたり、生理前後で便秘気味になったり、
肌の調子が悪かったり、稀に過食気味になったりという症状がある事を自覚していました

でも、主婦になって自分の時間がしっかり取れる様になって、自分の身体とも向き合っていると、
天気頭痛による偏頭痛が起きていたのは、生理前後と気付きました

また、生理前後にかけて、人の話を集中して聞けなかったり、頭の回転が鈍くなり、ミスをしやすくなっている事に気がつきました

それだけで無く、人と関わるのが億劫に感じたり、人の発言を悪く捉えたり、
自己否定をしてしまったりネガティブな感情になってしまう事に気が付きました

体も普段よりも重く、明らかに疲れやすさも感じている事に気が付きました

また、嗅覚と聴覚、光といった刺激にとても過敏になる症状も現れていることに気が付きました

よくよく自分を観察していると、生理が終わると、キッパリとこうした症状がなくなっていました

生理の影響

こんなにも生理関連の不調が出ているある事に気がついていませんでした
恐らく、自分が女性であるという事で上手くできない事があるという事実を受け入れられず、目を背けて来たからだと思います

もしかしたら、これまで思う様に動けなかったり、感覚過敏なところがあったり、自己否定が止まらなかったのは、
PMSのせいだったのかもしれないと思いました

普段よりも落ち込みやすくなっている状態に、
思考が鈍って普段しないミスをしては追い打ちをかけたり、
思う様に動けず、自分を責めてしまう負のスパイラルに入ってしまっていたのかもしれません

そして、学生時代であれば、自分が身体がきつくて動けない間に、
授業が先に進んでおり、授業についていけない期間が1ヶ月に1度生まれてしまったり、
試験や試合などと生理が重なり、思う様に成果が出なくて、落ち込む要因になっていた様に感じます

今はまだPMSを和らげる食生活の改善中の為、
現段階では何とも言えませんが、
もしかしたらHSS型HSPかもしれないと思った自分の繊細さは、
ただのPMSの症状だった可能性もあると感じています

女性の生きづらさは生理によるホルモンバランスの乱れを疑ってみた方が良いかもしれない

女性という大きな主語を語るのはとても烏滸《おこ》がましいと考えていますが、
自分が日本の女性として生きづらさを感じてきた理由として、
女性とはこうあるべきという型に未だはめられるという社会的な背景だけでなく、
生理も大きく影響していた様に自分自身と向き合って感じます

自分と向き合って、考え方や環境を変えるだけで無く、
自分の体とも向き合って、改善できる不調は変えていく努力をし、
どうしようもできない部分は受け入れるという切り分けが必要なのではないかと感じます

自分の身体とも向き合って、変えようのない自分の特性や、
自分のよく出る体の症状がわかってくると、ミスをしたり、イライラしたり、落ち込む事があっても、
今疲れているのかなとか、生理前だからかな等、ある程度対処ができる様になり、
できない自分を責める事が無くなり、自己受容に繋がりました

繊細で悩まれている方が、周りに理解されない、環境を変える以外に、
食生活や、女性であれば生理との関連も疑ってみた方が良いのではないかと個人的には思いました

最後まで精読頂き、ありがとうございました


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