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音楽熱を復活させたユニーク《後編》

初の前編・後編に分けたバンド紹介なのですが、後編ではオススメ楽曲の紹介をしたいと思います。前編をまだご覧になっていない方はぜひ

端くれとはいえ、僕は音楽業界で働いていた事があった。幼少の頃から音楽が好きで音楽に携われる仕事がしたかったからだ。でもいざその舞台に立ってみると音楽を聴くのが苦痛になる瞬間があった。あれほど自分自身で懇願した世界だったのに‥音を楽しむで音楽なのにまったく音を楽しめない日々があったりもした。

でもこの音楽を聴く事で産まれたモヤモヤを解決したのもまた音楽であったのも事実なのだ。

僕にまた再び音楽を楽しいものだと思わせ、
音楽道を歩ませてくれたバンドがマカロニえんぴつです。

大いなる存在で一緒に年齢を重ねて過ごせる事がとても嬉しい。もうあえて僕がオススメしなくても充分な認知度があるバンドではあるのですが更に増えればと思い次回は何曲か楽曲紹介をさせてください!まずは

「愛の手」〜引っ張った手の持ち主にも愛が〜

愛は、きみがよく歌う知らない歌で
恋は、ぼくの好きな歌
マカロニえんぴつ「愛の手」より引用
作詞作曲  はっとり

このフレーズを聴いた時、愛と恋という言葉でどういった立場に主人公が置かれているのかが一瞬でわかる秀逸な2行で、全てがここにつまっている。YouTubeのコメント欄で様々な方が独自の見解を示していてそれを見て気付かされるポイントもあったりしました。色んな人がいてその分母の数だけ恋愛があるという事、再確認できました。

また声質に注目したい。色んな声色を持っていて色んな顔を我々に出す。時には牙を剥くような強い声で歌い、母性をくすぐる甘い声で歌う。
街でふと流れてきた時、パッと僕らの胸を掴みスーッと懐に入り込んでくる音楽をやる上ではかなり得な歌声だと思う。(もちろん歌唱法だったり努力は前提だが)そんな所にも注目して聴いて欲しい。

「恋人ごっこ」〜型にハマらないラブソング〜

よく小さな子が〇〇ごっこなんていう遊びを誰もがすると思うんだけどそこに恋人という言葉がハマるのかとタイトルを目にした瞬間に心を惹かれ、更に曲を聴いてその数倍も楽曲のクオリティにやられました。

イントロがどうもノスタルジックで恐らくその雰囲気はキーボードの音色にあると思うのだが、音作りの面でもこだわりが凄く見られて最終的には
大きく展開していくあたりただの型にハマらないラブソングに成り上がっていく様が感じ取られる。感情が崩れる様にドバドバ思い出が溢れてきて時、リンクするように展開するサウンドはまるで人生を表しているようにもとれた。


「ヤングアダルト」 〜現在を生きる全ての道標〜

夜を越えるための唄が死なないように
手首からもう涙が流れないように
マカロニえんぴつ「ヤングアダルト」より引用
作詞作曲 はっとり

昨今はやはりコロナの影響もありどこか閉鎖的なムードが漂っていて、そんな中もっともっと色んな人に届いて欲しい言葉がこの曲にはある。
何もかも上手くいかなくて理想通りいかなくても
この世は美しくて素晴らしいと思える日が必ず来ると思える力が皆持ってる事を再確認できた曲だ。影響力を持つアーティストが放つ言葉というのはヤングな世代にもアダルトな世代にもとても重要な意味を持つと思う。

絶望になんて挨拶しなくていいんだ。絶望と仲良くなんてしないで希望見る為に頑張ればいい。その希望を見れるのは絶望を知った人間だけだと思う。
「愛」があるが故に問題が生まれることもある、
でもその反対に絶望さえも飲み込む力を持つものが「愛」である。
なんてカッコつけてみました。


僕の冷めた音心を再び温めてくれた電子レンジのような存在はこれからも日常生活には欠かせない1つのピースであり、いつまでも僕のヒーロー。

これからのJ-POPシーンを駆け抜けていくその姿を皆さんも是非追いかけませんか??
以上マカロニえんぴつの紹介でした!

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