帰り道

言葉にできない感情を、見苦しくても言葉として紡いでみようとしてます。 読んでやってくだ…

帰り道

言葉にできない感情を、見苦しくても言葉として紡いでみようとしてます。 読んでやってください 帰り道にでも、、、

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  • 就活

  • 詩のような一言

    詩ほど、完璧ではないが、一言と言ってしまうには飾りすぎている言葉たちです。

  • 気になったこと

    日々少し変だなと思うことがあります。 ただ、誰かに話すことのほどでもないのです。 行き場がないのでここに、残してあげたい。の思いから、気になったこと集始めました。

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たった1夜、されど1夜

たった1夜だけ過ごした男の子がいた。 努力していた全ての出来事に絶望した夜、誰かしらにわたしを求めてほしいという欲求からマッチングアプリを入れた。よりによって、1番チャラいマッチングアプリを入れた。 案の定凄い数のlikeが来た。家の近くの人ばかりlikeしたが、そのうちの1人がとにかく返信が早かった。 流石に絶望の夜に人に会う気にはなれず、電話だけすることにしたのだが、これがとっても楽しかった。日付をまたぐ頃に電話を始め、5時間ほど電話して、明け方に寝た。 夢かと思っ

    • ありきたりではない「ありがとう」を伝えたい

      ありがとう どうしても伝えたいのは、そんなありきたりな言葉じゃなくて、でもそれ以上の言葉を見つけられない。 わたしの人生をかけて、きみに出会えてよかったと言いたい。 生半可な気持ちで接することはしないから。 覚悟を決めたよ。 もう一度だけ、また大切な時間を過ごしたい。 あの夜を、また思い出させてよ。

      • 昔は過去で、過去じゃない今

        昔好きだった人にあった。 凄く好きで、初めて会った日から、ピークに好きだった。 腕をつんつんてして話しかけてくるところも可愛いなと思ったけど、彼と話す私の声は思っていたよりずっと低くて、心拍数は予想よりはるかに落ち着いていた。 ばいばいした後に口角が上がって、1人でニヤニヤすることもなかったし、心の中できゃっと叫ぶこともなかった。 あ、そっか。 昔好きだった人は、過去なんだ。 ならば、私が今もう好きではないと思ってたあの人は、まだ現在の人だったのか、と気づいてしまった

        • 青色の彼。白色のわたし。

          そばにいたい。 ただそれだけなのに、それ以上は何も望まないと誓うのに。 それでも、わたしではないらしい。彼の側にいられる人は。 別に、何かをして欲しいわけではない。何も求めていない。 ただ、彼のそばにいることが、わたしの存在意義であるように思えてしまってから、離れているのが耐えられない。ムズムズするし、どこかおかしい。 彼の隣が定位置で、それ以外はそわそわする。ざわざわする。とにかく落ち着かない。 いつからとかじゃない、気づいたらそんな存在だった。 どうしても、今、

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        記事

          愛は溢れ出るもの。とてもシンプルだから

          歳の差59歳の親子がすごく仲がいいのをテレビで見た。 ジェネレーションギャップどころじゃないし、きっと話も合わなければ、感性もズレてくると思う。それでもそんだけ仲がいいのは、親が子供を愛し、子供は愛されていることを肌で感じているからではないだろうか。 愛というのは隠しても溢れ出るものだと思うのです。 実際にわたしも、彼からの愛を感じていた。優しく包み込むような愛を感じたから、わたしも彼を愛した。関係性は友達だったけど。 でも、それだけのこと。 彼がわたしを嫌いになったの

          愛は溢れ出るもの。とてもシンプルだから

          今度はわたしが

          とてつもなく悲しくて、辛くて、突き放されたと感じる、孤独を感じずには居られない、そんな日に貴方の存在の大きさを感じる。 そうだ。私にとってきみの存在が大きくなったのは、こんな夜を救ってくれたからで、 堪らなく消えたくなる夜を乗り越えて、朝日を見ることができたのは貴方のおかげだって、思い出したよ。思い出せたよ。 これは運命で、宿命で、神様のいたずらで、 それでも構わないから。側にいさせてくれないかな。 私たちは一緒に居過ぎるには、居心地が良すぎて、きっと、互いをダメにして

          今度はわたしが

          「初めて」ってやつは厄介で、

          言葉を聞くと、曲を聴くと、似た服装を見ると、お店の前を通ると、全てを思い出す。鮮明に。 これが永遠に続くのだろうか。 この蝕みみたいなものは、永遠にまとわりつくものなのだろうか。 つらいのに、涙が出るのに、居心地がいい気がして、むしろ手放せていないのはわたしなのか。 初めてというのは厄介で、とてつもなく平凡でも、嫌な思い出でも、不必要なものでも、退屈なものでも、どこか特別に思えてしまうもの。 私は不運にも、初めてを埋めてくれたのはあの人だった。 お互いティーンエイジャ

          「初めて」ってやつは厄介で、

          たぶん、きっと、繋がれた。 繋げようとすれば。 それでも、しようとしなかったのは 自然に繋がってる。繋がらなければならない運命のようなものの存在を信じていたから。 今も、わたしは信じてる

          たぶん、きっと、繋がれた。 繋げようとすれば。 それでも、しようとしなかったのは 自然に繋がってる。繋がらなければならない運命のようなものの存在を信じていたから。 今も、わたしは信じてる

          優しくなれたから

          いつも人とばかり比較して 他人より優れているところを探して 他人の粗を探す。 自信のなさは性格の悪さに比例していて、 わたしは、そんな人間だった。 彼と出会うまで。 優しくなれた。 彼といるとき、彼のことを考えているとき、ずっと。ずっと優しくなれた。 人の良いところを探して、褒めて、 この世界にもっと笑顔を増やしたいとまで思えた。 それくらい偉大な人だった。 今でも思い出して胸がキュッてなって、 切ないような、悲しいような、酸っぱくて、苦くて、でもまずくない、そんな感情

          優しくなれたから

          誰かの主人公に

          人をタイプで区切ったり、カテゴライズするのは好きではない。 それでも、私はおそらくよくいるタイプの人間で、わたしは個性的だと思いたい「思い込みサブカルタイプ」だと思う。 着る服や、聴く音楽、読む本や、今日の昼食も、全部個性派でいたい。 多くの人が過ごす生活スタイルで過ごしているのだから、余計にその思考が強いのだと思う。 割とイタめの大学生なので、自分が何者かって特に気にする。 そんなわたしにとって、好きな映画のサウンドトラックを聴いて通学すること。それは凄く大切な習

          誰かの主人公に

          勘違いアウトドア

          自分はよく家を出て、さまざまなところに行くことが多いので、勝手にアウトドアだと思っていた。 古本屋を探して、ふらっと買って、喫茶店やらを探して、本を読む、しばらくしたら古着屋さんに寄って、音楽を聴きながら散歩する。 世間では、最後の散歩以外は全てインドアと言うらしい。 アウトドア派の人って体力が桁違いなのでしょうね。 わたしはこの3時間くらいでクタクタになってしまう。でも、妥協してチェーンのコーヒーショップには入らない。 読書には、その環境が大事だから。 読書は、五

          勘違いアウトドア

          鈍感になれないわたしの逃避行

          傷ついた経験は、ずっと残る。 忘れたと思っても、ずっと、胸の奥に居続ける。 刺さった言葉は流れたりなんかしないから、 胸に刺さったまま、生きていくことになるのだろう。 でも、そんなんも案外、些細なことで救われたりする。 「元気出せよ」と送ってくれた写真に、4年経った今も救われたりする。 「今日元気ない?」と気づいてくれただけで、救われたりする。 毒のない言葉に、無邪気な言動に、傷つきながら。 でも、もう少し頑張れそうな気がする。 きっとみんな、そんな思いで生きてい

          鈍感になれないわたしの逃避行

          「ないものねだり」なのは

          「ないものねだり」とはわたしのことで、自分に持ってないものを持っている類の人を好きになる。割と、簡単に。 そこに憧れて、そこを好きになって、でもどこか内面的な部分で自分と似ている人。 頭では自分と違う人だって、価値観も、考え方も、何もかも違うのはわかってる。 なのに、分かってくれなくて、悲しくなる。 あなたにだけわかって欲しいのに。と綺麗にした言葉で責めてしまう。 全く別の人なのに。 わたしとは違うところを見て好きになった。 なのに、わたしと異なる部分でばかり責め

          「ないものねだり」なのは

          輝かせ、輝く人

          全てを包み込むほどの包容力などいらない、 あなたさえ包み込めれるなら。 私の全てを肯定してくれる人に出会ったことがある。 初めて会った時から、ずっと私のことを褒めてくれる人だった。家族だって、親友だって褒めてくれないことを彼女は、呼吸のように、自然に褒める。 彼女のような人になりたい。 自信のない人に自信を持たせ、好きな人をさらに輝かせれるような。 彼女は神様だったのかもしれない。人を生かそうとする力を持つ神様。 もし、私がそんな人間になれたのなら、何を包みもうか

          輝かせ、輝く人

          6/6 気になったこと

          学校の帰り道、同じ大学と思しき女の子の通学バッグがA4が入るくらい大きいものだったのに、ぺしゃんこだった。チャックが全開きだった。 え、

          6/6 気になったこと

          そんな関係、それくらいの糸

          酔った時だけ電話する。そんな関係の人がいた。 酔ったことを理由にしないと電話できない、そんな関係の人。 好きかどうか分からないけど。でも、電話したいと思ってしまう人。 飲みに行く予定があると、「電話の口実になる」と心が弾んでしまっていたから、たぶん、その頃にはもう忘れられない人になる予感はしていた。 出るかな。って、ドキドキしながら呼び出し音を聴くのも好きだった。 「もしもし?いま大丈夫?」 「うん、大丈夫やで。外?」 「そう、電車降りたとこ」 「おー、バイト?飲み

          そんな関係、それくらいの糸