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青色の彼。白色のわたし。
そばにいたい。
ただそれだけなのに、それ以上は何も望まないと誓うのに。
それでも、わたしではないらしい。彼の側にいられる人は。
別に、何かをして欲しいわけではない。何も求めていない。
ただ、彼のそばにいることが、わたしの存在意義であるように思えてしまってから、離れているのが耐えられない。ムズムズするし、どこかおかしい。
彼の隣が定位置で、それ以外はそわそわする。ざわざわする。とにかく落ち着かない。
いつからとかじゃない、気づいたらそんな存在だった。
どうしても、今、きみの横に入れない事実を、受け入れたくはない。受け入れてしまったら、終わってしまう気がするから。
この気持ちを忘れては行けない気がして、苦しくても、思い出を蘇らせては、1人で泣いて、君の温かさを思い出す。
その行為が、自傷行為なのか、救済措置なのか。
どちらでも構わない。
今の私には、君との思い出を忘ることなんてしたくない。この苦い苦しみも忘れてはいけないように思える。
好きだったのに、今でも好きなのに。
その純情だけは、綺麗なまま、大人になりたい。
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