アメリカで半社会人デビューして驚いた、日米の働き方の違い
1週間といいつつ、実質3日しか経っていないですが、6月1日から、アメリカのブランディングエージェンシーで、デザイナーのインターンとして働いています。
日本からのフライトが遅れて始業2日前にNYに到着したこともあり、最初の3日間は時差ボケと寝不足のダブルパンチで途中意識が吹っ飛びそうになっていましたが、担当することになったクライアントが思ったよりスケールが大きいところだったり、早速販促物のデザインをすることになったりと、凄まじいスピード感で社会に復帰しています。
久々の(半)社会人生活。もちろん会社によって全然違うとは思うのだけれども、アメリカならではの働き方が今までとは違っててとても新鮮で面白いです。最初の1週間で、驚いたことはこちら。
①初日、自分のデスクにいろんなものが飾られている
ウェルカム感がすごくてびっくりしました。
会社の代表が書いた本が、代表直筆のメッセージ付きで置いてあったり。
すごい大きい謎のオブジェが置いてあったり。
ペン立てやノートも3冊ずらっとデスクに並べられていて、整えられていてびっくりしました。忙しいだろうに、こんなに準備してくれて感謝しかないです。
前職の時も中途採用やフリーランス、他社からの常駐で頻繁に人が新しく増える環境ではあったものの、常に業務に追われていて、そこまでちゃんと整えてあげたり、仲間として受け入れられる心の余裕がなかったので、今更ながらすごく反省しています…。
②どんなに忙しくても18時になったら全員退社
一番驚いたのはこれ。
18時に退社できるようにランチなどはデスクで取る人が多いものの、
18時になると上司やメンバーがささっと帰る準備をして去っていったり、
事務のお姉さんから「早くお前も帰る準備しろよ」という無言のプレッシャーがきたりするのはアメリカならではなのかなあと。
定時になったらキッパリ切り上げる。切り上げられるように効率的に仕事していく。深夜22時に退社できたら早い方だと喜んでいた私としては、この先見習いたい習慣になりそうです。
ちなみにパーソンズの先生はパートタイムで教授をやりながらフルタイムの仕事をしている人もかなりいて、「フルタイムの仕事をしながらどうやって授業を持っているんだろう??」とずっと謎だったのですが、仕事の方は定時で切り上げる!という強い心があれば確かに実現できるんだろうなと思いました。(それでも仕事2つ以上の掛け持ちは大変そうですが…。)
③イラレの作業が早い、早すぎる
これはアメリカに限らない気もするけれども、イラレやプレゼン用のスライドを作る上司及びチームメンバーのスピードが早すぎる。同じ作業をしていて、私だと30分かかることが、上司だと5分で終わるような感じ。今まで知らなかったショートカットキーを瞬速で使いこなしている様子を見て、「これが現場のデザイナーのスピード感なのか」と呆気に取られていました。これが学校とは違う環境でデザインをすることになって、一番良かった発見かもしれません。
一方で、私はこの3日間で作業しているファイルが重すぎて1日5000回ぐらいはイラレをクラッシュさせているので、このスピード感に追いつくことが今月の目下の課題です。
④コーヒー、お菓子が充実しすぎている
無料のコーヒーやフルーツ、お菓子がとにかくたくさん並んでいて、すごくありがたいです。日本にいたときは、会社のビルの地下にセブンイレブンがあったので、同じチームの人や部の人と喋りながら買いに行っていたのを思い出しました。それはそれで楽しかった…。このコーヒーがないと、多分途中間違いなく寝落ちしていたと思うので、本当に感謝しかないです。
本当はもうちょっと万全な体調で始めたかったと思うものの、
オフィスの周りの人、他部署のインターン生もいい人そうで、なんとか無事スタートを切れました。今月はまずは、周りの人のこと、オフィスや仕事のことを知りつつ、少しでも役に立てるように謙虚に、前向きに頑張りたいなあ。
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