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秋学期、はじまりました。

先週、ついに新学期が始まりました。十数年ぶりに「フル単」という言葉を使っており、課題を提出しようとするだけでもちょっとドキドキそわそわしています。(写真はいつも気になっているギザギザのメインビルディング。)

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初回はコロナ禍を踏まえて、特別にオンライン授業を行うところがほとんどでした。まだまだ授業の全貌は見えていないけれども、この秋学期はこんな感じになっています。

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今期の授業は6クラス8コマ。私はCommunication Designという、王道のグラフィックからデジタルまで2次元のデザイン全てを網羅する専攻なので、最初の秋学期はその基礎となる授業を取っています。見事に月〜金まで埋まってしまった…。

Design History and Practice(1コマ)
グラフィックデザインを中心に、デザインの歴史を紐解きながらデザインのトレンドについて学ぶ授業。「トレンドは時を経て戻ってくる」という考え方をもとに、過去のデザインにかかるトレンド、構成やパターンを分析して、自分のデザインに活かせるところを吸収していく。

Interaction (2コマ)
Webサイト、アプリのデザインを手がける初級編の授業。ユーザーリサーチから入って、アイデアの考案、試作そして最終的なリリースを学期内に行う模様です。2コマあり、1コマはサービスにかかるリサーチに関する授業、もう1コマは完全にプログラミング技術を習得する授業。個人的には一番期待度が高め。大学時代少しやっていたプログラミング言語、広告代理店での仕事のどちらも活かせそうでこれからが楽しみ。

Digital Tools for Layout and Imaging (1コマ)
印刷物からデジタルコンテンツ系までの制作に必要なツールの基礎編。初回の授業はInDesignの使い方でした。これからPhotoshop, Illustratorなども含まれていく様子。

Typography (2コマ)
正直「なんで字体のこと一つで2コマの授業が成り立つんだろう…」と疑問だったんですが、欧米では、印刷物やロゴとタイポグラフィは想像以上に密接に結びついていて、タイポグラフィの意味、歴史上の立場を踏まえてうまくデザインに取り入れることが重要なんだとか。(フォントによっては負の歴史を背負っているものもあるので、フォントひとつで炎上したりもする。)この授業はそんなタイポグラフィの使い方を学ぶ基礎の授業。

ESL (1コマ)
英語が第2言語の人は最初に必ず受けないといけない補講クラス。3段階あり、私は幸い一番上のクラスに。この授業だけ完全オンライン授業なのですが、初回は先生が授業用のZoomをセットアップできないというまさかのハプニングがあり、1回分授業が飛びました。笑

Visual Archive (1コマ)
そもそもデザインをする中で、どのように身近な物を違う見方で捉えることができるのか?自分ならではの物の見方をどう作ればいいのか?デザインをする時に必要な観察眼、独自の制作プロセスの築き方を学ぶクラス。抽象度が高めだけれども、「ポスターを作る」「パッケージを作る」など決められた形の制作物がないので、試行錯誤ができる、個人的には楽しみな授業です。

先週までの休みが嘘だったかのように、早速課題やら、授業が滝のように雪崩れ込んでいて、この1週間の記憶がまるでありません。笑
ただ、実は最近珍しく落ち込むことがあったのですが、とにかく目の前に全集中できることがあること自体に救いを感じています。(この落ち込んだことについてはまだ私の中で整理中なのでまた後々…。)授業と目の前の課題のことだけ考えている時間に癒しと発見があって、すごく驚いています。
改めて私はデザインがすごく好きなんだなと気づけた、すごくありがたい1週間でした。

悩んだり、落ち込んだら、そのネガティブな気持ちは全て目の前の好きなことに投下しようと決めた1週目。少しずつできることが増えるといいな。
また報告します!

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