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恐れているは、思考停止ではなく「思考する」のほうじゃないですか?

最近気になっているトピックが2つあります。
「職業訓練校の運営」「キャリアアップ助成金」
どちらも馴染みがある方は少ないかもしれないですね。
僕は、それぞれに関わりのある仕事をしています。
共通しているキーワードとしては「雇用保険」ですかね。
どちらも雇用保険を財源とするものです。

「雇用保険って何だっけ?」というのは、こちらを見てみてください。
雇用保険の概要
雇用保険の料率について

令和5年度の雇用保険料率は、労働者・事業主ともに6/1000(業種により7/1000)
雇用保険に入っている方で総支給額30万円の給与だとしたら、1800円(7/1000の場合は2100円)の雇用保険料が徴収されます。

1つ目に挙げた「職業訓練校の運営」について、法令検索ができるサイトから、関連する法令を探し出し、読み込むまでで1時間以上かかってしまいました。
(法律の文章ってなんでこんなに難しく書いてあるの。。。)

興味のある人は少ないかもしれないですが、僕が「職業訓練校の運営」のどの辺りを気になっているかということをざっくり書いてみます。
まず、職業訓練校には、「基礎訓練校」と「実践訓練校」があります。
それぞれパーセンテージは違うのですが、「修了者の就職率について、基準に満たなかった場合に運営側へのペナルティがある」というところです。
この法律でいう「就職率」の分子にあたるのは、「訓練期間後3ヶ月以内に雇用保険の被保険者になった人」です。

雇用保険に入るとはどういうことなのか?
もちろん、人によって持つ意味は変わるかと思います。
それは、明確な答えがないことでもあります。
なので、考えだしたらきりがないというか、「自分なりの意見を探していく」ということになるんですね。

僕は最初、「職業訓練校に対してどうしてこのようなペナルティが課されるのだろう?」と懐疑的でした。
(今も若干は懐疑的です。。。)
でも、自分で調べていくうちに、これは妥当なのかもしれないと思えてきたり、「雇用保険に入るとはどういうことなのか?」という問いに立ち返ったりしながら、自分の意見を探しています。

まあ、こういったことって時間もエネルギーもかかります。
そして、別に考えなくたっていいことなのかもしれません。
いいというか、考えなくとも不都合なく流れていってしまうというか。

「思考停止人間」なんて言われると嫌な気持ちになるかもしれません。
でも、それは「思考する」よりも楽ちんな状態だとは思います。
「思考停止」は、時間もエネルギーもかけて考えることもしなくていいし、懐疑的なことや曖昧な状態に留まらなくてもよくて、疑問すら生まれず自分なりの意見を探すこともないということだから。
でも、それは「人生をよりすばらしいものにする機会」を手放していることだと僕は思います。

「思考する」って楽ちんなことじゃないかもしれない。
タフで、避けたくなることかもしれない。
はじめたら終わりはないし、不安とか怒りが湧いてくることもあるかもしれない。
でも、そこから「人生をよりすばらしいもの」にしていくことができる。
だから、僕は「思考する」を手放さないよう生きたいと思っています。

職業訓練校の運営やキャリアアップ助成金について、意見や思うことがある方は是非コメントしてください!!

人生をよりすばらしいものにするために何ができるのか?
このパワフルな問いは、【「わかりあえない」を超える】という本の中で出会いました。
僕にとって大切な問いです。


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