「反対意見」を探す旅に出かけてみよう!

23 権力格差
ー上司は、自分に対する反対意見を積極的に探せ

武器になる哲学/山口周

反対意見があれば耳を傾けるという「消極的傾聴」ではなく、
反対意見を探し求める態度。
それが、「裸の王様からの脱却」となり、さらには「イノベーションの加速」にもつながる。

という話。
これって、言うは易し、というやつだと思います。
自分に対する反対意見。
ここでいう反対意見とは、単なる否定ではなく、建設的・批判的な意見だと思います。
自分に対する否定ではなく、建設的な意見だとしても、それを素直に受け取れるか?
むしろそれを積極的に探しに出かけられるか?

ここから個人的な意見ですが、反対意見を探しに出かけるには、

「自分のため」という心持ちを捨てること

それが、その一歩になるのではないか、と思います。
「自分のために、自分への反対意見を探しに行こう」とすると、それは軽やかな足取りにはならなそうです。

反対意見がある場面って、「組織」の中じゃないかな、と思います。
上記の山口周さんの本の中で、

組織を「ある目的を達成するために集められた二人以上からなる集団」と定義すれば、…

という言葉があります。
「ある目的、共通の目的を達成するために、反対意見を探しに行こう」。
この方が出かけやすい気がします。

上の組織の定義の言葉、シンプルな表現で好きなのですが、
「実際、組織が組織として機能していることって少ないんじゃないかなー」
とも思ったりしました。
目的の共有ができている・やり続けている組織はものすごく素敵だなー、と思います。

話が逸れましたが、反対意見を探しに出かけるには、「自分のため」を捨てて、「組織の共通の目的、自分より大切なもののため」をきっかけにしてみると、出かけやすいのかな、と思います。
皆さんは、何をきっかけに「反対意見」を探しに出かけますか?

*

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