好奇心を自分を満たす手段として扱わない

こちら読みました。

これまでの色んなお話を、清水ミチコさんが目の前で話してくれているような本でした。

その中に、「大阪万博」のお話がありました。
自分は忘れられないインパクトを感じたけれど、両親は「ご飯が美味しくない」などと文句を言っていたというエピソード。
子供のころは、「目的が一つあれば輝く」ということを知っていたけれど、大人になるにつれて「自分の内側を基にして、あれもこれも」になっている自分がいる。
そういうことを「星の王子さま」や「千と千尋」を引用して、清水さんはお話していました。

そして主人公である子供の千尋は、確かに、常に外側だけを見つめていたのです。

自分の外側だけを見つめること。
それは、「純度100パーセントの好奇心」みたいなものかもしれません。
確かに、大人になると少なくなっていくことかもしれませんね。
そこには、果てしなく夢中になれる世界があるのに。

「好奇心」については、「大事にしていたいこと」として何度かnoteに書いてきました。

清水さんの本を読んで、また大事にしたいと思いました。
そして、
「好奇心を自分を満たす手段として扱わないこと」
そういうことも大事にしたいと思いました。

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