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40代で老害になりたくなかったら、アレを捨てろ

40代でも老害になってしまう。
そんなことを聞いてぶったまげた。

放送作家の鈴木おさむさんの本を
読んでいたときのこと。


なんでも世間一般のイメージの60代、
70代の老害とは異なっているらしい。

①40代になると会社全体のことを
考えて動かなきゃ
いけない重要なポジションになる。

②そのポジションに立ったからこそ、
会社全体のことを考えて発言し、指示
指導する。

③若い世代はやりたいようにチャレンジしたい、でも会社のことを考えると
40代はバランスを取った発言をしがち。

④当の本人は全体最適を考えて、
バランスを取っているつもりでも
若者からすると、老害にあたる
行為になっているのではないか。

これをソフト老害と呼ぶらしい。

40代といえば働き盛りで、これから
どんどん新しいことにチャレンジしていこう。
自分もその世代に差し掛かり、そうしていきたいと思っている。

そう思っていても、仕事や環境によっては
たしかにそう捉えられてもおかしくないなぁと感じる。

特に大きな組織であればあるほど、
全体最適を考えて
バランスを取る行動を取るのは
身にしみて知っている。


40代のあるべき姿とは

老害という言葉が叫ばれるようになってから、
後進に潔く道を譲ることを
ポジティブな流れができつつ
あると感じる。

特に政治の世界では、
これから超高齢化社会がますます
進み若者の発言力が弱まってしまうことは
プラスにならない。

ジェネレーションギャップがあるから
仕方ないよね。

我々40代はそんなことを
言っている場合ではない。
あるべき姿があるのではないだろうか。

とはいえ、長い長いサラリーマン人生だ。
40代だってまだまだキャリア開発して、
いかなきゃ
いけないはずだ。
だから下記のような本だって
読まれるわけである。

そこで今日はたったひとつの重要な心構えを
シェアしたいと思う。

アレを捨てないと40代以降は成長できない

40代になると周囲ではだんだん
叱ってくれる人も減ってきて、
客観的に自分を見れなくなっている
ことに気が付かない。

そのクセ他人の目ばかり気にして、
部下や上司からどう見られて
いるのか評価してもらっているのか
気になって気になって仕方ない。

自分が望む評価、扱いを
受け入れてくれるのかそんな
チェックに余念がない。

ここまで書いて
わかっていただけただろうか。
そう、捨てなければいけないのはプライドで
ある。


たとえば、
・オレはかつてプレイヤー時代は
トップセールスだったんだ。
・いまもある大口案件は、
オレのプレゼンのおかげだ。
・あの修羅場をくぐり抜けたから、
今のオレの部長のポジションがある。

今もきっとどこかの
週末の大衆居酒屋で
語られているであろう、
武勇伝。

本人の心の支え、自信のカケラとして
持っておくのはおおいに
結構だが、それをひけらかせては
みっともない。

どこかで自分がすごいところを見せたい。
人間なんだからある。私にだってある。
自分の優位性を見せつけたほうが
マネジメントしやすい。
そんなことを平然という人間も見てきた。

彼がそのあとパワーハラスメント
行為で「摘発」されたのは
もう少し後になってからだったが。

そんな虚栄心を持っているなら、ひとつ
読者のみなさまに問いかけてみたい。

あなたの目の前の部下は
すべてにおいて、あなたより
仕事ができる部分がありますか。

いいですか。すべてにおいてです。
些細な資料作成もメンバー間だけで
使っているシステムのことも
パソコンの調子がわるいときの
ちょっとした対処法も。

よっぽどのスーパーマンでなければノーと
答えることは難しいのではないだろうか。

必ず誰からも学ぶことはある。
プライドを捨てると
日常の見え方は変わってくる。

前回よりも1%でもいいものが
できたのであれば、
僕たちは前に進んでいるのだ。

プライドを捨てることは
自分の弱さを認めることと似ている


自分や他人に期待しすぎないで、
謙虚に愚直に学ぶ姿勢。

これに今までの経験が加われば、
ぼくらのキャリアは明るいものになる。

プライドを捨てたおっさんの末路


あるウェルビーイングの
先生と話をしていたことのこと。

愛される高齢者について、
話がおよんだときのこと。

もちろん頑固になり過ぎれば、
周囲に迷惑をかけるし
扱いずらいと思われれば
近くの人とのコミュニケーション
は難しくなる。

コミュニケーションが疎遠に
なれば、認知症の発症の
リスクも高まっていく。

そうならない条件とは。
それは可愛げのある人らしい。

決して見た目だけの話ではない。
人に魅力があると思わせる
全ての要素だと思う。

ちっぽけなプライドを捨てて、
弱さをさらけだしてみる。
誰かを頼ることは
決して悪いことではない。

貪欲に学んでいくこと。
過去の栄光は目の前の
仕事をやり遂げることを
保証してくれない。

プライドを捨てて仕事をしよう。
プライドを捨てた40歳おっさんの
末路は明るいものさ。
私が証明してみたい。

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ほーりーは
ウェルビーイングとサウナをテーマに
凡人サラリーマンの視点で
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