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普通を追いかけ続けるという病

普通、平均。
その近くにいること、
少しでもその上にいること。

最も「安全」で「幸福」への
近道であると信じて疑わなかった。

ただその物差しはいったいなんだろうか。
何が普通なのか。
ちゃんと自分にとっての「普通」を
きちんと説明できる人がいるのだろうか。


厚生労働省『賃金構造基本統計調査』に
よると、日本全体の平均年収が461万円であるのに対して、日本全体の年収の中央値は
433万円程(男女計)。

男女別にみると、男性が約532万円、
女性が約293万円だそうだ。

さらに業種業態、年代、雇用形態によって
かなりの振り幅があることがデータで
分かっている。

仮にあなたの今の年収で、
こういった実体のよく見えない平均値に
注目することはいいことなのか。
平均や普通を下回ったとされる
人生は、不幸なのか。

結局、誰かが作った物差しにとらわれて
みんな生きているのかもしれない。

平均や普通を上回っているからといって、
勝手に喜んでだり、その逆で惨めに
なって自分で勝手に苦しんでいる人もいる。

残念なぐらい人は比べたがる生き物である。
同学年、同世代と常に比較し、
そこで一喜一憂する。

もうこの年になって、少し開き直る。
どんな選択肢を選んでもなんらかの
後悔はある。
自分で考えて決断した。
その事実がきっと背中を押してくれる。

平均からの呪縛を解いて、街へ出よう。

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