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静寂の外気浴〜黄金湯(錦糸町)〜【サウナリーマン日記第29話】


休日の新規開拓は
久しぶりだ。
錦糸町駅に降り立った。

駅前にある錦糸公園は家族連れで
ごった返していた。
この季節にマスクをしている以外は
日常の光景が戻ってきているのかもしれない。
人混みをすり抜けて住宅街へ。

はじめてやってきました黄金湯。
いま、話題のイノベーション銭湯だ。

駅から少し離れていることもあり、
静かな立地にあった。

暖簾をくぐると、店員さんの明るい
声が出迎えてくれた。

クラフトビールのカウンターバーが
おしゃれだ。
ドラマのサ道で見た光景が
広がっていた。

公式ホームページより

少し余裕のある時間に来て
良かった。

はじめに受付をしなければ
ならなかったようで75分待ちとのこと。
もっと早く来ればよかったかぁ。
ちょっぴり後悔。

受付の方は非常に丁寧な物腰で
案内いただく。

かなり気温が上昇していたことも
あり、ゆっくりする場所を探した。

近くのモスバーガー
で時間をつぶしていざ参らん。
脱衣所と浴場はかなりコンパクトに
感じた。
あらかじめロッカー番号の決まった
キーを渡される。

公式ホームページより

75分待ったこともあり、勢いよく
浴場へ飛び出す。

あらびっくり。
至る所にオーガニックの
ボディソープとシャンプーボトル。
銭湯でこれを提供するなんて。
中にはテスターのものもあったので、
いろいろメーカーと交渉したのだろうか。

そんなところからも銭湯の
営業努力が垣間見える。
燃料費の高騰という直近の
大きな課題を抱えながらも、
変化に対応しようとする経営努力。
見習いたい。

そしてありがたい。

レンタルした大小のタオルセット
小タオルは厚手で頭に巻きやすかった。

圧倒的に20代の若者が多く、
ベテランおじさんサウナーは
数えるほど。

さすがサウナ激戦区の錦糸町。

施設によって客層の棲み分けが
できているのだろうか。
若者が多いとは言え、秩序が保たれて
おり快適に過ごせそうだ。

しっかり身を清めてサウナ室へ。

公式ホームページより

写真では伝わりにくいが、
サウナ室は非常に個性的な形。

人口密度高めで少しあぐらを
かくのは難しいかも。
上段の人が抜けると、次から次へ
ポジション移動しているのが面白い。

床は非常に熱いので、
備えつけのマットを忘れずに入ろう。
残念ながら、オートロウリュの
タイミングには出会えず。
それでも十分蒸される。

サウナゾーンの水風呂はまるで
洞窟に迷いこんだかのよう。
昼間でも十分幻想的な雰囲気。

徒歩数分のところにショッピングモールが
あるなんて思わないくらい。

私はサウナゾーンの水風呂は塩素強め
に感じたので、浴場のマイルドな
水風呂を利用。
親子連れもいて賑やかな地元に
親しまれている銭湯だと実感。

そして外気浴。
チェアは6、7個あっただろうか。 

空をそのまま見上げる。
テレビで見た、
ととのいの瞬間を順番待ちするのが
よくわかります。

飛行機がゆっくり飛んでいる。

こんなぼんやり空を見上げたこと
なんてそうそうなかったな。
こんな静寂を何にも考えずに
いつまでもぼぉーっとしていたい。
至福の時間。

ととのいの余韻を残したまま、
出る。ドライヤーもフリーで
化粧水のテスターも置いてあった。

カウンターは混んでいたので、
外でサウナ飯をいただくことに
しよう。

徒歩5分ほど歩いた桂林へ。
瓶ビールと餃子の最強コンビ。

桂林さんの餃子

最高の休日を満喫してしまった。
これで「最高」って言ってしまうのが
安っぽいなら安っぽい自分で構わない。

錦糸町のサウナ施設、もっと開拓したい。

黄金湯さん、ありがとう。

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