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サウナ界のキングオブキングス〜しきじ〜【サウナリーマン日記第75話】

どこに行くかよより誰と
行くかだよねー。

安い居酒屋の飲み放題に
身を委ねていたときに
耳に入ってきたセリフ。

そりゃそうだ。
多少つまらない観光地だって、
素敵な人、大好きな人と
行きゃあそりゃ楽しくなるよな。
だからまず一緒に行く人、
一緒に歩いて行く人を決めるのが
大事

あまり気を使わず、
肩の力を抜いていける間柄なら
なおよし。

ただ今回は、
どこに行くかも大事だし、
誰と行くかも大事

そう思わせてくれる日になった。
サウナ界のキングオブキングス。
日頃やりとりしているサウナー仲間が
チャンスをくれた。
感謝しかない。

東京から車に揺られること
約2時間半。

静岡県にある、しきじ。

全国に1万以上あるとされる
サウナ施設において、
常にメディアでトップオブトップの
扱いで紹介されている。

ドラマ「サ道」でも主人公である
原田泰造が天然水の水風呂に
入るシーンも印象的だ。

行ってみてわかったが、
有名人も数多く訪れていて
サウナーの聖地と評される。
土日はすっかり観光地化
されているとも聞く。

キングカズこと三浦知良選手のサインも

すっかり有名人達のサインに圧倒
されて入り口をくぐり抜ける。

券売機で入場券を購入。
平日だったので、1,400円で購入。

しきじはサウナハットの
持ち込みが禁止になっている
ので、
まだ行ったことがない人は
注意しよう。

下足箱のナンバーと、
ロッカーキーのナンバーが
一致するタイプ。

ドラマでも見たパッキングされた
タオルを開封し、いざ大浴場へ参らん。
脱衣所にも小さめのロッカーあり。
中学の部活のロッカーのような古めかしさ
がいい。

しっかり予習もしてきたから、
最初からフルスロットルで行くぜ。

双方の壁にある、
カランで身を清める。
私のところはホースの水が
一部漏れ出ていた。

中央スペースで整っている
おじさんにかからないように
細心の注意を払う。

まずは楽しみにしていた
薬草風呂へ。

公式ホームページより

すぅーっと身体に
染み渡る感じだ。
幼い頃からアトピー性皮膚炎に
悩まされてきた自分に
とってはありがたい。

平日12時頃に入場したが、
そこそこの若者中心の混み具合であった。
じっくり薬草を身体に
染み込ませ、ついにサウナへ。

まずは王道のフィンランドサウナへ。
熱すぎない、「ちょうどええ」
という言葉はこのサウナ
室のためにあるのではなかろうか。

テレビの音だけが
聞こえてくる。
人数はそれなりにいるのに
この静寂さ。
まさに別世界。

そして身体のアラートを
感じたところで、
天然水の水風呂へ。

公式ホームページより

駿河の美しい自然の中で育まれた
天然の湧水。

飲料水として持ち帰ることも
できるなんてまだまだ日本は
捨てたもんじゃない。

富山県のスパ・アルプスでも
感じた浮遊感。
とにかく身体が軽くなって
透明になったようだ。

座るにはやや深めなので
うまく体勢のバランスを取る。
滝の音をしっかり聞き取りながら。
そして遠慮がちに湧き水を
口に含んでみる。
うん、これだよ。

平日に無理矢理に
有休を取ってよかった。
今日という名の勝利を
確信した。

そしてもう一つの目玉。
薬草サウナである。

こちらも公式ホームページより

最初に入ったときは
薬膳カレーの匂いなのかな
という印象。

なんでも韓国の本場の
漢方薬を使用しているらしい。

徐々に香りにも床下から
込み上げてくるような熱い
蒸気にも慣れてきた。
これは毎日入りたくなる
香りになるまで時間は
かからない。

何度かセットを
繰り返して2階の休憩スペースへ。

食堂は受付でロッカーナンバーを
申告して注文するスタイルだ。

いただいたサウナ飯は、
焼肉定食。
来たときにテンション上がりすぎて
写真を撮るのを忘れてしまった。
ニンニクの効いたタレが豚肉との
相性抜群であっという間に平らげる。

すぐ目の前にリクライニングがあるので、
食事の場所にやや困るが
この雑踏感も好きだ。

天気も良く適度に日差しが
入る中での仮眠は多忙を
極めた疲れを癒してくれた。

そして軽くサウナもう1セット
やって帰路へ。
一緒に行ったサウナー仲間と
しきじも含めたいろんな施設を
語り合った。
最高の休日だった。

結局、誰と行くかも大事やし、
どこに行くかも大事

そんな休日の極意を
あらためて知った平日だった。
偉大なサウナ界のキングオブキングス。
しきじよ、ありがとう。

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