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おうちでできるセルフケア①食事【①肝】

ずいぶんご無沙汰してしまいました!

移動式 鍼灸マッサージ・養生salon Holistic Gardenを運営中の川添謡です。

今日はおうちでできるセルフケア①食事編

やっと最初の【①肝】のバランスを整えることに重点を置いて綴ります。

こむら返り、筋肉の凝り、爪がもろい、抜け毛が多い、お肌や髪がパサパサなどの傾向のある方、肝のバランスが取れると改善するケースが多いです。

毎度お馴染み、東洋医学で診断する際に大切な指標のひとつ五行色体表です。

の五色=とあります。

肝のバランスを保つために、普段の生活の中に取り入れると良い食材としてまず青い食材を思い浮かべてみましょう。
(青い食材とは、すなわち緑の食材という意味になります。
中国の色の概念には深い歴史があり、緑があまり良くないイメージがあったという説もあります。あえて緑と書かずに青としたところに、何かありそうだなという気がしますよね。。。ご興味ある方は調べてみると面白いです!)

季節的には春の食材=のびのびと生える緑の食材がイメージしやすいかと思います。

葉物のお野菜(ニラ・ほうれん草)などは比較的どこでも手に入りやすいですね。

ニラ)は上記の五行式体表の「五菜」の欄に記載があります。
ニラ玉、ニラレバ、鍋や汁物に入れたり、ニラ入り卵焼き、ニラを刻んで万能タレを作っておくのも何にでもかけられてオススメです。
個人的には、餃子は無敵!と思っております♪

ほうれん草は茹でておひたし、胡麻和え、汁物に入れたり、バター炒め、サラダほうれん草も手軽でいいですね。

そしてもうひとつ、肝の五味は=酸(さん)とあります。
酸っぱいものになりますので、レモン梅干しお酢などでしょうか。

レモネード、塩レモン、大根おろし・梅干し・紫蘇入りの温かいおうどん、
お酢のドリンクも美味しいですよね。

酸の性質をもつ食材の効能は収斂(あつめ、ひきしめること)です。
酸っぱいものを食べたとき、思わず体が震え、口がすぼまります。
これは気や陰液が体から漏れださないようにする働きで、収斂作用といい、酸味のある食材や生薬に特有の作用です。

クエン酸が疲労回復に良いとされるのは、この収斂作用により気(エネルギー)が外にこれ以上漏れてしまわないようあつめ、ひきしめてくれるからでしょう。

また春といえば山菜などアクの強い食材が多い季節でもあります。
冬の寒さで凝り固まっていた身体や心が解けて、夏に向かい解放されていきます。溜まっていたものが溢れ出す季節です。
メンタル不調が多いのも春ですね。
アクの強い春の食材は、デトックス作用が強く、溜まっていた良くないものを外に出してくれる手助けをしてくれる強い味方です。

東洋医学ではをつかざどる大切な臓器のひとつと考えられています。
西洋医学でも、肝臓には大切な働きがあります。
1、私たちの体に必要な蛋白の合成・栄養の貯蔵
2、有害物質の解毒・分解
3、食べ物の消化に必要な胆汁の合成・分泌です。

血(血液)にしっかりと栄養があり、潤いがあることが健やかな心身を作り出す大切な要素になります。
旬の食材をいただくことで自然と整うようにできているのですね。
四季の恵み、地球の恵みに感謝です✨


簡単ではありますが、ご自宅で毎日のお食事の際に取り入れると良さそうな食材をご紹介させていただきました。
みなさまはどんな食べ方をされるのがお好きですか?

毎日の食卓が彩豊かで美しく美味しく、からだ・こころ・いのちが輝くものでありますように。

最後までお読みくださってありがとうございました♡お役に立てますように。

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