妊娠中の貧血は思わぬところから
こんにちは(^_^)v
今日は身体にいいことをしていたつもりが
妊娠糖尿病になっちゃうかもしれないね~と話題です☆
先日の外来も終わる日暮れの病院のロビーで、その日最後の相談となるニンプさんをお呼びしました。
名前をお呼びしたら、ややおびえ気味……。
かわいくて、背の高い20代女性。
が!おどろくほど体重が増えていたのです。。。
しかもおどろくほど貧血が酷いのです。。。
外来も終了間際だったので、さっくりと終わりして早めに帰らせてあげたかったのですが、きっと言いたいこともたくさんあるでしょうと思い、こちらも腹を決めてゆったりと時間をとりました。
彼女の言い分(いいぶんですよ。いいわけじゃないです。どっちでもいいのだけど・笑)
①結婚したばかり
②夫が太っているので、野菜中心にしている
③夫には野菜ばかりなのに、わたしはお菓子ばっかり食べている
④甘い食品が無性にほしくてたまらない
⑤体重が増えてきているので、カロリーを控えようと油とお肉は控えている。
⑥家で過ごすことがほとんどで、活動量が低い
そうなのですよ!
太りすぎッて言っても気にしていないんじゃないのです。
むしろ気にしすぎているのです。
それが悪循環に乗ってしまっている実にわかりやすい1例。
オットが肥満
⇓
野菜ばっかりの食卓
⇓
栄養不足
⇓
貧血
⇓
鉄不足から糖への欲求が高まる
⇓
菓子を食べる
⇓
太る・貧血悪化
というわけです。
おそらく血糖値上昇も起こしているでしょう。
これがもっと続けば妊娠糖尿病の危険性もある!
夫の体重をなんとかしたいなら、自分の体重もなんとかしたいなら、
貧血を改善するなら、
食べるべきは、野菜じゃない!
肉! 卵! 魚!
なのですよ。
しかも油をしっかりとつかって、カロリー上げていかないと、半端な腹減りはもっとお菓子の要求を高めます。
この女性には、具体的な献立やおやつの選び方、食べ方などを説明しましたが、うまいっているといいな~、自分を責めていないといいな~と願っています。
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あなた自身を大切にして、豊かに幸せになる方とつながっていきたいです♥
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