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初めての会社、初めての職場、初めての職種に挑戦して、最速で立ち上がるためにやる1つのこと

3月になって新社会人や転職、異動など、仕事の変化がある方も多いのではないでしょうか?おめでとうございます!応援しています!

そんなタイミングでもあり、私もキャリアに関する相談を受けることが多くなり、対話する中で気づいたことを書きたいと思いました。
なんだかよく聞いたことのあるパターンのタイトルでちょっと恥ずかしいですが笑

最速で立ち上がらないといけなかった、私のキャリア

今回のテーマは、端的に言うと、
「自分の経験がほとんどない職場で最速で立ち上がるには?」ということです。

なぜこのテーマを扱うのか。それは私のキャリアにあります。
詳しくはこのnoteを流し読みして頂けると嬉しいですmm
https://note.com/holistic_1992/n/n404cbd5701d1#pSPTT

私は大学時代から、いや思えば小学校から、常に複数(バランスがいいのは3つ以上)のコミュニティをかけもっていました。
社会人で初めてリクルートに入社した時は、仕事の仕方も粗削りで、とにかく量でカバーしようとがむしゃらだったので、1年目だけは初めてリクルートだけしかやらなかったのですが、逆に自分の中でバランスが取れなくなったくらい、複数でバランスを取る人間です。

社会人2年目には副業と、ボランティア活動を本業以外でやり、社会人3年目になると、本業のリクルート社内でも複数の部署を兼務することになり、5年目にはプロジェクトベースで仕事をするような役割をさせて頂いていました。こんな働き方は周りの方のご縁のお陰様でしかなくて、幸せものです・・・mm

そしてリクルートを卒業してからも、自分のサービスと業務委託、無償でやっているマイプロジェクトなど、自分の人生における意味が異なる仕事を複数しており、当たり前ですが複数の職場と関わっています。

まあつまり、
半年とか1年とかで、「真っ白な状態から初めて結果を出してねー」という状況を繰り返してきていたんです。

もちろん、失敗ばかりでした。(今もですw)
けど、いくつか自分の中で「こうしたらうまくいくな」と学習してきたことの中で、どんな人でも絶対できるしインパクトが大きい1つのことに気づきました。

立ち上がる(≒成果を出す)ために必要なもの

結論にいく前に、1つだけ。

最速で立ち上がりたいということはつまり、成果を出すために必要なものをいかに早く用意できるかということだと思うわけです。

じゃあそれは何か?
私の経験から感じているのはこんな感じです↓

①汎用化できるスキル × ②その職種独特のスキル × ③情報(事実)
※文系職種の場合

①はよくポータブルスキルと言われるもの。
コミュニケーション、ロジカルシンキングなどの、職種に関わらず必要な基礎スキル。足腰です。

②はそのまま。
業種や職種特有の仕事の進め方や、用語、テクニカルなスキル(エクセルやツールなど)です。更に、人の情報(誰がどんな権限を持っていて、その人はどんな判断基準を大事にする人なのか、など)も含まれると思います。土地勘みたいなものです。

①か②は、正直磨くのには一定の時間が必要ですし、身に着けてもやっと普通というか、その職場における平均水準に行くだけです。
他の人と比べて突出するレベルになるには、大きな時間と経験の投資が必要です。

なので、私が思う最速に立ち上がるためにやることは、
③の情報(事実)を圧倒的に集めることです。

●●といえば、こいつだ。と思ってもらえるくらい、●●の事実を誰よりも集める

このnoteの結論はこれです。抽象的なので例を。

その職場において結果に直結する情報の中で、
誰よりも精通できる(差別化できる)ものまで絞ってみてください。
それを、ここでは「マイセグメント」と名付けますw

マイセグメントは例えば、
営業さんだったら、
お客様の業界 × 従業員規模 × 本社地域 とかでもいいですし、
企画の方だったら、
ユーザー × ロイヤルティがとても低い人 とかでもいいです。

差別化するための観点はこんな感じです↓
●相場を知っているか
(そのマイセグメントの人たちの課題相場、成果の相場、解決策の相場)
●ベストプラクティスを知っているか
(そのセグメントの人たちで最も成果に繋がった人の具体的なエピソードは何で、何が成果のポイントなのか)
●バッドプラクティスを知っているか (逆バージョンです)
●数年のトレンドの変化はなにか
(相場のトレンドと背景)

当たり前じゃない?と思う方もいるかもしれませんが、
意外と業務でやらなきゃいけないことをやるだけだと、こういった情報は断片的にしか入ってこないか、もしくは薄くしか入ってきません。
必要な情報しか集めない方が効率がいいように見えますし。

そのため、マイセグメントを先に決めて、一気にデスクトップ調査をしたり、実際に聞きに行ったり、部署を超えてヒアリングをしたり、会社の外で学んだりすれば、一気にその職場で誰よりもそのセグメントについて情報を持っている人になります。

そうしたら、あなたが決めたマイセグメントについての情報を発信しまくります。なるべく人目に触れる形で。slackの全体のところでもいいし、毎日の朝会に自分のコーナー設けてもらって喋ってもいいし。

そうすることで、身近な人に、「●●といえばあいつ。」が浸透し、
その人たちの周りの人に広まり、
部署を超えて「情報提供してほしい」「相談にのってほしい」「うちの部署で喋ってほしい」と依頼が来て、その話に付随して各部署から情報が勝手に集まるようになります。

ここまでくると、HUB的な存在に。

圧倒的な情報量があることで、筋のいい意見が出せるようになったり、
社内人脈が増えることで、実効性が高まったり、
自分の情報が他の人の成果を助けることになったり、
少しずつ結果に繋がり始めます。


ロジカルに考えられないし、専門性もないし、、と悩むあなたへ

今日は、
自分が経験のない場所でいかに早く立ち上がるかというテーマでした。

過去、私も異動したり新しいフィールドに飛び込む時は
「私は誰よりも、おとっている」というところからスタートしていました。
だからこそ、
「そんな私でも、少しでも周りの役に立てるようになりたい。居場所を作りたい。」そんな想いであがいた結果、
才能やスキルがなくても、意外と「誰よりも知っている」ということがめちゃくちゃ価値になることを知りました。

こんなことを言っている私。
FAMILOGを立ち上げて半年以上が過ぎましたが、正直「情報」のインプットが甘かったなと今更反省しています。最初はアウトプットをすることで必死でしたが、改めていいアウトプットをするなら良質なインプット。
新しいフィールドで新しい挑戦をしている私も、まずは情報から頑張ろうと思います^^

読んでくださってありがとうございましたー!

※参考/
FAMILOGのnote https://note.com/familog88/n/n9fa08bcc7521

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