29歳、1児の母である私にガンが見つかる【HOLISTIA Labの誕生ストーリー① 】
こんにちは。ブーレンゆかりです。 私の人生は、ネタがありすぎるくらいドラマティック。 天然アロマボディケアのブランド『HOLISTIA Lab』を立ち上げるまでに、さまざまなことがありました。
今回は「HOLISTIA Labの誕生ストーリー」についてのお話。
ーーー
すべては、私にガンが見つかったところから始まります。
当時28歳の私はシンガポールで息子を出産していました。
その息子が1歳になったある日のこと。 胸にしこりがあるのに気がつき、イヤな予感がして慌てて病院へ行きます。 その日は、忘れもしない。私の29歳の誕生日でした。
病院へ行くと運が良く、シンガポールでも一番腕がいいと評判がある医師に診てもらえることに。
医師「98%は良性だが、念のためにしこりを取っておきましょう」 手術も日帰りで可能だと言われたので、そこまで大袈裟には考えていませんでした。
午前中に手術の予約を入れ、午後にはお友達とランチの約束をしていたほどです。
ーーー
診察から1週間後の手術当日。 私は、手術室のベッドの上で目を覚ましました。ボーッとしていた私に医師が言います。
医師 「Dear、あなたガンがありましたよ」
まだ麻酔が抜け切れておらず頭が働かない状態だったので、何を言われたのか、何があったのか、理解できませんでした。
突然の宣告で動揺する私に、追い討ちをかけるかのようなことが起きます。
ふと胸に手を当てると、そこにあるはずのものがなかったんです。そう、右胸の一部がごっそりなくなってしまっていました。実は『しこりがガンであった場合、切除しますか?』という同意書に『Yes』とサインしていたのです。
心の準備なんてできていません。『98%は良性』『手術も日帰り可能』だから問題なく手術が終わると思っていたからです。私が『2%の確率しかないガン』になるなんて想像すらしていませんでした。
「何の心の準備ができていないまま、右胸の一部がなくなってしまった。」
死の宣告を受けたような感じで喪失感が大きすぎて、ただただ呆然とするしかありませんでした。
【HOLISTIA Labの誕生ストーリー②へつづく・・・】
ーーー
よかったらこのストーリーがあってこそ誕生したホリスティアラボのウェブサイトがあります。ぜひこちらも覗いてください。