祝「Social Coaching」1周年!🎊Social Coaching が私にもたらしたインパクト
こんにちは!ライフデザインコーチのえりーこと新島恵理子です。
目まぐるしく情報が行き交う「正解」の無いこの社会で、その人ならではの価値観(譲れない何か)をコアに持ちながら、しなやかに楽しく生き・働く人に伴走する、プロフェッショナルコーチです。
今日は、そんな私がコーチとしてjoinしている社会起業家特化型コーチングサービス「Social Coaching」の1周年を記念して…
「Social Coachingが私にもたらしたインパクト」
というテーマでNoteを書きました🎉
Social Coachingとの出会い
私自身が「社会課題」を心から「自分ゴト」として感じ始めたキッカケは、自分のセクシュアリティ(レズビアン)を隠して働き始めた、社会人1年目の時のこと。
それまでは、「恋愛って人生の一部でしかないし、異性が好きだろうが同性が好きだろうが、仕事には関係なくない?」と考えていました。
が、実際にセクシュアリティを隠して働いてみると、雑談や何気ない会話の中での嘘や隠し事があまりにも多く、仕事のパフォーマンスにも影響が出始め、転職を決意しました。
その後、転職先でカミングアウトをし始めてから少しずつ輪が広がり、今では転職先でLGBTQ+に関する社内外の啓発活動を行う、会社公認のボランティアチームのリーダーを務めるようになりました。
そんな経緯から、LGBTQ+はもちろん、ジェンダーや障がい、国籍・文化など、様々な理由で働きづらさ・生きづらさを抱える人に共感していましたし、その辛さを抱える当事者はもちろん、そんな社会を変えたいと活動するリーダーに対しても是非コーチングを届けたいと思っていた矢先に、Social Coachingに出会いました。
Social Coachingがもたらしたインパクト
Social Coachに登録してからの半年超を振り返っても、本当に良い取り組みだし、社会起業家にとって、無くてはならないサービスだと日々感じています。
「事業主・リーダーとして」「コーチとして」「社会の一員として」それぞれの面で、私自身も大きなインパクトを受けています。
事業主・リーダーとして
コーチングを事業として提供し始めてから1年半、プロコーチ認定資格(CPCC)を取得したのは今年の6月と、この事業の主としてはまだまだ駆け出しだと思っています。
Social Coachを始める前は、恥ずかしながら、新規ビジネスの基本の「き」である「事業ターゲットやペルソナの明確化」にも悩んでいる状態でした。
自分自身、「レズビアン」というセクシュアリティや「女性」というジェンダー、あるいは「年齢」や「国籍」等の属性によって一方的に評価されたり、括られたりするのがとっっっても苦手な一方で、性や年齢・国籍でターゲットを決めるのが、新規ビジネス創出の「よくある」方法の一つだった為です。
ところが、Social Coachでのクライアントさんとの出会いや、コーチ仲間との雑談を通して、「社会起業家や、事業に想い・拘りを持つマネージャーやリーダーに価値を届けたい!」という、ターゲットの軸が明確になりました。
ご提供する場や価値の質感としても、事業やチーム・会社に関する話はもちろんのこと、クライアントさんご自身の人生やご家族のことなども含めて話したくなるような、「北欧の森の中を幼馴染と並んで散歩しているような」体験にできればと思っています。
コーチとして
社会起業家の方々とコーチとして対話する中でひしひしと感じるのは、「課題の当事者の痛みに共感し社会に憤るからこそ、そこから生まれるエネルギーが非常に強く・大きく・重いこと」です。
10年弱の経営コンサルタントとしての経験の中で、大企業の役員や管理職の方々とは何度もご一緒させて頂きました。
大企業の役員や管理職の中にも、ご自身の事業や会社に想いを持って仕事に取り組んでいらっしゃる方々は、たくさんいらっしゃいます。
それでも、社会起業家が抱えている「痛み」「憤り」とは、少し質感が異なるかな、という印象を持っています。
社会起業家の方々が抱えている「痛み」や「憤り」は、既存の社会や事業を前提にした想いというより、むしろ既存の社会の中で起きている「ひずみ」に対して生まれるもの。
そうした「痛み」「憤り」に丁寧に向き合い、ご本人と共にい続け、事業やご自身の成長に伴走させていただく中で、コーチとしても更に一回り大きくさせて頂いたなと思っています。
また、Social Coachが掲げる理念に強く共感するコーチがスクールを問わず集まっていることも、コーチとしての成長・成熟を後押ししてくれていると感じます。
社会の一員として
最後に、より良い社会・より持続可能な社会・より包摂的な社会を目指して、日本・世界中の様々な課題領域で働いている方がいる、という事実との出会いに、この社会に生きる1人の人間として、私個人がとても励まされています。
企業の多様性推進(インクルージョン&ダイバーシティ)だけをとっても、LGBTQ+、障がい、ジェンダー、ウェルビーイング等多くの領域があり、更に社会全体に目を向ければ、格差拡大や環境問題、生物多様性等々、社会の「ひずみ」は枚挙に暇がありません。
自分自身は、コーチングを提供する傍ら、大企業向けの経営コンサルタントやLGBTQ+関連の啓発活動等もしていますが、大企業の変革や性の多様性に関する理解・対話が進むだけでは、まだまだ社会のひずみは沢山残ったままなんじゃないか、と落ち込んだ時もあります。
でも、例えばタイやインドの貧困解決や日本におけるヴィーガンの課題解決、農と暮らしや教育等々、Social Coachを通じて社会起業家の方々と出会えたことで、前向きに未来を信じ続けられています。
それぞれがそれぞれの領域で、日本や世界の各地で、連続的に少しずつ「より良く」を積み重ねていくことで、30年後・50年後はきっともっと社会は良くなっていくんじゃないか、と。
最後に
この記事を読んでくださったあなたも、是非コーチとして、あるいは社会起業家や事業リーダーとして、一緒に社会を前進させていきましょう。
「答え」が無いなら、創る。
1人で行けないなら、2人で/みんなで行く。
追い風ばかりじゃないから、たまには一緒に帆を畳む。
これらを、一歩一歩積み重ねていく。
Social Coachは、その一歩一歩の旅路を全力で応援しながら共に歩むコーチが集まった、最高のプラットフォームです!
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