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夏至の札幌は、驚くほど過ごしやすい。
北海道が人気な理由がよくわかる。

6月20−22日に札幌コンベンションセンターで行われている、日本精神神経学会学術総会に参加してみた。

昨今、国内旅行ですら、費用高騰しているが、せっかくの北海道だし、かなり前からわかっていたことなので、早割とじゃらんスペシャルウィークを駆使して、結構、旅費については、格安に抑えられたと思っている。

ホテルはすすきので、飲食店には困らない。空港から、バスで来てみたが、結構時間がかかったので、帰りは電車にしようかなぁ。

会場の札幌コンベンションセンターが微妙に行きにくい場所で、地下鉄東西線の東札幌駅が最寄りなんだが、すすきのからだと、大通駅で乗り換えが必要。道のりはそんなに遠くはないんだけど、地下鉄で30分くらいかかる。元々国鉄の東札幌駅の跡地に建てられたっぽく、駅だけ残してくれたらよかったのにー、と思った。

いつか発表者として、参加できれば嬉しいが、やはり学会は、聴講者として参加するだけでも面白い。初日は、以下のプログラムに参加してみた。

「真に役立ち明日から実施可能な患者の睡眠・生活リズムの調整法」

「精神科医・産業医の意見申述 その方法と倫理」

「一般演題 12 自殺対策」

そもそも、今回の学会のテーマが、「真に役立つ精神医学」というテーマで、個人的には、「真に」とか「本当に」とか、特に「本質的な」という接頭語つけるの大好きなんだけど、あえて、「真に」という接頭語をつけるのは、自分たちが本物であると主張したい、あるいは、主張しなければならない状況であり、実は、とても危うい接頭語だと思っている。まあ、でも、真に役立つと思って発表していただいている内容は、実際に真に役立つなと感じた。

それから、今回は、札幌医科大学が主管なので、札幌医科大学が力を入れている自殺対策の一般演題も参加してみた。この分野は、なかなか科学的には研究があまり進んでいない分野なんだなという印象ではあったが、研究者同士の熱量が高かったので面白かった。

睡眠リズムの話と、産業医の意見申述に関しては、ここでは、ボリュームが増え過ぎてしまうので、また別の記事として書きたい。


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