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006.僕の考え方を育んだ旅人時代

考え方

思いもよらない事、先が読めない感覚が好きである。何故ならドキドキワクワクするから。

学生時代に出会う大人たちは僕を全くワクワクさせてくれなかった。当たり前のことを言い、予想される正論のみを口走っている。それなら大人と関わらない方法は、ある程度の成績を収めて怒られない様にすることを目指した。

だからそこそこ優等生で過ごして、推薦で大学へ進みそこそこの成績を修めた。少しずつ世の中が見えてくるその時代に就職活動も難なくこなした。そして急に社会に出て厳しさや無力感に絶望した。どうにか逃げ出したいと考えた。

予期せぬ世界を夢見ていたのに、本物に出会った時に尻込みして逃げた。

旅に出ると嘯いて逃走劇を繰り返した。
バイトをしてはお金を貯めて、旅に出た。
社会と深く関わらずに手軽に予測不能なバーチャル世界(一応本物の旅)に耽った。

5〜6年で発展進歩しない自分と変わらない世界に飽きてきた。

(つづく)

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