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【七夕なので】仕事の軸にもなっている『化物語』の良さを語ります。547日目



◇化物語(バケモノガタリ)とは



こんにちは!心理師のはねちひろです!


今日は7月7日ということで七夕の記事として化物語のお話をしたいと思います。



「なぜ七夕に化物語?」と思った方は最後にその理由をお伝えしますので、ぜひ最後までお読みくださいね。


化物語とは、西尾維新さんが手掛けられた作品で、2006年11月にファンタジー小説として出版され2009年にアニメ化、2018年には漫画化という歴史のある作品です。


物語をざっくり紹介すると、主人公の高校生、阿良々木暦(あららぎ こよみ)怪異と呼ばれる化物に取り憑かれてしまった女の子たちを助け、問題を解決していくというような話なのですが、キャラが立っていることも魅力の一つでもあり、物語の背景にある人間模様や対話の面白さが最高な作品なんですよね。。


細かーく話してしまうと、卒業論文並みの分量にもなってしまうので、かなり割愛しますが、怪異と呼ばれるものになぜ女の子たちが取り憑かれてしまうのか。また、救われる為には己の心と向き合うということが描かれており、非常に見応えのある作品となっています。


私は、この作品と出会ってから、今の仕事の軸となるものが形成されたのですが、そのことをお話ししていきますね。



◇忍野メメとの出会いが私を変えた



様々なキャラクターがいる中で、私が化物語で一番好きなキャラクターが忍野メメになります。



忍野メメとは、主人公のありゃりゃぎ、、すみません、噛みました、、阿良々木暦くんのサポートをする、怪異のスペシャリストのような方なのですが、風貌も渋く、かつ、ツンデレ気質なところが好きでもあるのですが、何よりも忍野メメのスタンスが私に大きな影響を与えました。


「人は一人で勝手に助かるだけ」
「助けない、力を貸すだけだ」
「一人で勝手に助かるだけ。誰かが誰かを助けるなんてことはできない」



これらの言葉を聞いた時、私は脳天に雷を5億本打たれたような衝撃が走りました。。


というのも、カウンセラーとして駆け出しだった頃、「担当するクライエントをどうにか助けないといけない。。」と思いながらも上手くいかないことにもどかしさを強く感じていました。


そんな時、クライエントのお子さんから教えてもらった化物語を初めて見て、先ほどの言葉と出会い、私のモヤモヤは吹っ切れました。


「私が救うのではなく、その人が自分を救えるための力をお貸しできればいいのか。」


このように考えるようになってから、クライエントとの距離感も適度なものとなり、状況を俯瞰して捉えることができるようになりました。


嫌われる勇気にもあった、課題の分離にも近いテイストがあり、今の仕事に非常に通用し、クライエントのためにもなる考え方をもらえたような気がしました。


大袈裟でもなく、本当に今の私を形成してくれているのは忍野メメの影響がかなり大きいのです。



◇閑話休題



今日は七夕だから化物語の話!というところにお話を戻しますが、話の内容的にもあらららぎ、、すみません、噛みまみた、、、主人公でもある阿良々木暦くんを語る上で、重要な人物がいまして、それこそが戦場ヶ原ひたぎさんなんです。


結論から言うと、阿良々木暦くんの彼女なんですが、その二人の間にも色々ある中で、迎えたデートの最後のシーンが最高なんです。


「この星空、私があげられるもの、全部、、」という言葉と共に繰り広げられるやりとりがとても良いんです。そしてその描写も。


その描写には、セリフの中にある綺麗な星空が画面いっぱいに広がり、綺麗なBGMが鳴り響いています。そして至高なラストシーンを迎えます。


そこで流れるのが最高のエンディングテーマ『君の知らない物語』なんです。この描写と歌詞が七夕にぴったりすぎるので、ぜひみなさんにも知っていただきたく、動画を載せておきますので、ぜひお聴きください!!!!!





本日も最後までお読みいただきありがとうございました!


それでは、良い七夕を!

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