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甘夏みかんはなぜ売れないのか?

甘酸っぱくて有名な甘夏みかんがなかなか売れません。

理由は何か?
①皮が厚い
②酸っぱい
③手で持つには大きすぎる
④小さい鞄に入らない
⑤大きすぎて全部食べきれない
⑥中の袋まで剥いて食べる必要がある
⑦果汁が多すぎる

考えたら色々思い浮かびますね。

さて、甘夏自体歴史が古くてもう75年以上前には発見されてたようです。
75年も廃れずに市場に並び続けるなんてすごいですね。
爆発的に売れることはないですが、細々と一部の方が昔懐かしいといって買ってくれます。昔懐かしい。この言葉がキーポイントでしょうね。
昔から変わらず存在している味です。
お菓子類も少しづつマイナーチェンジしたり、新商品出して味を少しづつ変えたりするもの。その点、野菜、果物は基本的に品種改良などない限り同じもの。
特に果樹系は接木で増やすことが主なのでDNAレベルはクローンで同じです。
作り方や土地の違いは置いといて大体同じ味になるはずですよね。

売れない甘夏を、さてどうするべきか。

①皮ごと剥いて売る
→大変、日持ちしない
②小さくする
→あの酸っぱさで小さいと存在価値が疑われる。皮が硬いと意味がない
③簡単な食べ方を推奨する
→ナイフで切ったり、皮をハサミでちょこっと傷つけて剥き出すとかあるけど、そもそも手元にそんな道具あるのか?
④全部加工に回す
→何作ろう?売り切れません。加工市場も色々溢れてます。

実は最初にパッと思いついたのは、メイド喫茶でメイドさんに剥いてもらって提供する方法。色んなタイトルが思い付きます(笑)
でも、そんなに量は捌けないだろうことは見えてますね。

毎年色々考えてみるが結局いつもピンとこない。
何か良いアイディアある方お待ちしております。
食べたい方も連絡お待ちしております。


そんなこんなで今シーズンも甘夏は売れずに畑の肥やしになって行くんですね。
世はSDGs時代。無駄が出ないように改めて考えようと思った今日でした。

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