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秀良子先生のSTAY GOLDへの愛を吐き出す先をnoteに求めて 吐き出しているだけ…

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秀良子先生のSTAY GOLDへの愛を吐き出す先をnoteに求めて 吐き出しているだけなので内容にまとまりはありません インスタにあげたもののリポストが主です。

最近の記事

『STAY GOLD それから。2』

『STAYGOLD それから。2』秀良子先生 掟破りの長文ネタバレです。1巻のあと待ち切れずにonBLUE毎号読んでましたが、 ある箇所で「ぐぬぬぬ」となって止めました。 吉田(さん)のせいではないですよ。 コウが上司福永さんとタクシーで帰る時に手を出さなかった事がショックだったのです。 コウの付き合う女はたいていゆるふわバカ女です。コウが女の子に求めているのは柔らかい体と無難に楽しい時間だけ。適当に優しくして後腐れなく別れてくれそうな女を跨いできた。 そのコウが手を出

    • テラリウム

      インスタで絵を投稿してらっしゃる方から、ご自分の描いた駿人に文章を添えて欲しいとお願いされて書きました。 STAYGOLDは13歳の駿人が髪を金色にして高校には行かないと言い出すところから始まります。 わかりやすいグレ方ですが、血のつながらない叔父・優士に対する決意表明なのです。 駿人は「誰かに取られるくらいならいっそ殺して自分も死ぬ」くらい優士のことを好きなので、優士と対等になるためにとにかく早く大人になりたいのです。 その頃の駿人はいつも強がっていて真っ直ぐ挑んでくる瞳

      • 『STAYGOLD それから。1』

        『STAYGOLD それから。』秀良子先生 この1巻で一番印象的だったのはカバー下です。パンダの方じゃないですよ〜、表カバー下の方です。 秀良子先生が当初描きたかったのは失恋の話だったということ。 流石に失恋のお話では連載できないから、群像劇のひとつとして挟んだと。 誰もがあの4巻に心を鷲掴みにされた事に納得です。先生が描きたかった物語だったのですから。 そうして描かれた作品は駿人の成長を軸にした家族の物語として完成し、結果的にとんでもない傑作になりました。 STAYG

        • STAY GOLD コウ日高 その2

          STAYGOLD4巻コウ日高編は苦くて苦くて苦くて 日高は無口で自分から話す場面はあまりないです。会話って事ではコウより駿人との方が成り立っている気さえします。 そんな日高が堰を切ったように話したのは10年間ずっと心に留めていた思いでした。 秀良子先生の凄いところは状況や気持ちを登場人物達の会話で描かない所。 この日高のシーンの後のコウの台詞は 『めっちゃしゃべるじゃん』一言 その後場面転換し、日高は赴任地に向かいコウのもとを離れています。 赴任先で一層無表情に過ごす様子

        『STAY GOLD それから。2』

          STAYGOLD コウ日高 その1

          (読み終えて最初の感想です。) それぞれの10年にのめり込み、私も10年を過ごしたような読後感。 その中で誰に一番寄り添えたかというと、やはり日高でした。 恋なんてほとんどが上手くいくものじゃない。でも、「この人が私の全て」「この人がいるから世界が輝いて見える」という相手がたとえ一時でも存在する事って人生の宝物。そんな風に達観できるのは先のはなしです。 スマホからスマパンを消去する親指の痛みを日高が忘れるのにはまた10年かかりそうな、そのくらい甘くて苦い日高の10年でした。

          STAYGOLD コウ日高 その1

          STAY GOLD 駿人

          駿人はぶれません。13歳から10年経ってもまっすぐに優士に気持ちを伝え続けます。 クラスにいれば女子は全員あこがれてしまう、顔だけじゃなくすべてがかっこいい。駿人を好きになった女の子は失恋しても多分「好きでいれてよかった」と思ってしまう。そんな男の子です。 そんな甥っ子が自分のことを好きだと言ってくるのです。 仮に自分に置き換えてみて、駿人のような姪から好きだと言われたとしたら。。。うん、これはありですw なので、優士もそんな駿人にドキッとしてしまいます。 多分優士がはじめて

          STAY GOLD 駿人