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日常の尊さ

日常の尊さを日々実感することは、どうして難しいのだろう。
毎日、良いこともあれば悪いこともある。
しかし、悪いことばかりに感情を揺さぶられてしまう事が多い。

最近は、生き方も多様になり、インターネット・SNSの発達によって、多様な考えを知る機会も増えた。
そして、ひとの感情もより複雑になってきている気がする。

そんな中で、ドラマには何が求められているのだろうか。

最近は、「弁護士ドラマ」「医療ドラマ」「半沢直樹的正義は必ず勝つドラマ」「刑事サスペンス」などが人気である気がする。
「スッキリしたい」「スカーっという気持ちになりたい」
「自分とは少し遠い世界から非現実を感じたい」ということから、シンプルなストーリーが好まれているのだろうか。
複雑な世の中で、複雑な感情を日々過ごしているから、ドラマでは脳内リセットをしたいのか。

そんな中で青葉家のテーブルでは、誰にでもありそうな身近な日常が描かれている。

https://hokuohkurashi.com/note/162688


劇的な展開やクライマックスがある訳ではない。
毎日を日々奮闘しながら生きる人たちが描かれている。
そして、家に帰れば何の肩書きもなくなった自分になり、
みんなで食卓を囲む。

どんなに華やかに見える人も毎日が「ハラハラ」「ドキドキ」「ワクワク」する出来事が起きている訳ではない。

実は、何気ない日常には
「ひとの優しさ」や「ひとの頑張り」「ひとの情熱」が溢れている。
青葉家のテーブルを観て、そんな事を感じられた。
何気ない日常に尊さを見つけて行こう。


ーーー昨日の尊い出来事記録ーーー
昨日は、帰りの電車で、日本で働く外国人と思われる方が、1歳に満たないであろう赤ちゃんを抱っこ紐で抱え、あやしながら電車を待っていた。
そして、ふたりの光景に見とれていた私に、赤ちゃんとパパが微笑みかけてくれた。
数分の時間だったが、パパが赤ちゃんを愛おしく思っているという「優しさ」に触れられた。
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