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家の顔と仕事の顔と

1週間前の金曜日に主人に発令があり、


一昨日が今の部署の最終日でした。


職業柄、2~3年に1度は異動があるので


そんなのは慣れっこ。


10年以上前の異動の時は


東京から熊本へ。


発令の1週間後には主人は熊本に飛んでいましたから。


単身赴任と決めていたので


残された私は荷物を作って引っ越し準備が大変だったなぁ。


もちろん戻ってくるときもある日突然。


娘二人との生活を満喫していたので


「帰れることになったよ」と嬉しそうに電話をかけてきた主人に


思わず「もう?」って言っちゃったっけ。(かなりショックだったと後から聞きましたが)


その数週間後に


大きなトラックから主人の荷物が次々とおろされ、


私は途方にくれたなぁ。


主人の性格でしょうが、


新しい場所にもすぐに慣れる人。


きっと今度の部署でもまたすぐに馴染むのでしょうね。

最終日に色紙とかアルバムとか花束とかプレゼントとか、


それはそれはたくさんのものを持って帰ってきましたが、


色紙やアルバムに書いてあったメッセージを読んで


「嘘でしょ」
「え?これ誰のこと?」


と若干イライラ。


まるで別人。


コミュニケーション上手なの?
几帳面なの?
頼りになるの?
マメなの?


私の知らない主人だわ。


自分でも言っていますが、


会社では家とは違うそうです。


「奥さんいいな」って思われるらしいですが、


それだけは納得できないわ。


でも、


自分が仕事をしていたときを思い出すと


確かに


家と職場とでは違いますよね。


家の顔も仕事の顔も


どちらも


間違いなく自分の顔。


そうやってバランスを取っているのかもしれません。


まぁ、職場で嫌われているよりは良いですね。


明日からの新職場でも


ご迷惑をかけずに


頑張ってもらいましょう。

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