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北海道パ酒ポートの旅10 札幌市 八剣山ワイナリー

パ酒ポート。それは北海道内の酒蔵やワイナリー、ビール工場などを巡る大人のスタンプラリー。

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2020ー2021版パ酒ポートの参加製造所は17施設。前回までで集めたスタンプは13となっています。

うちは子供たちが進学や就職で家を出ていってからというもの、夫婦の会話はめっきり減りました。もともと僕は一人でも楽しめるタイプですし、嫁は僕とは反対に社交的で友達も多いので、夫婦で一緒に行動するということもほとんどありません。

そんな感じで何年か経ちますが、2020年10月のとある日曜日に嫁の実家で法事があり、珍しく二人で出かけることになりました。

しかし、もともと話すこともないので実家のある札幌までの道のりは

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ただ、米津玄師の「STRAY SHEEP」がエンドレスで流れておりました。


実家に着いてからはご挨拶やら、ちょっとしたお手伝いやらバタバタと時間が過ぎましたが

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「それではこれで」と実家を後にしたのが午後の2時。

嫁の実家から八剣山ワイナリーまでは割と近いことは知っていたので、「まだ時間も早いから、近くのワイナリーに寄って行かないかい」と提案。僕がパ酒ポートのスタンプを集めているのは嫁も知っているので「せっかくだから行きますか」ということで、車で走ること約20分。

八剣山ワイナリー

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八剣山ワイナリーさんは、名山「八剣山」の麓で2008年からワイン用ブドウの試験栽培を始め、2011年にオープン。

自社ブドウ畑や近隣の農家が生産したブドウやリンゴを原料に、個性豊かな「地ワイン」を造っています。

また、自然景観を守るため敷地内で植樹を行うなど、里山保全にも力を入れているそうです。

「八剣山ワイナリー」さんは施設がとても充実しています。

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「試験圃場」では一列ずつブドウ品種が栽培されていて、品種ごとの枝葉の違いや色合い、生育の違いなどを見比べることができます。

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醸造棟にはギャラリーが併設されていて、自由に見ることができます。

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2階デッキからの眺めも素晴らしいです。

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2020年春にオープンした「八剣山キッチン&マルシェ」では

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自社ワインの他、地元の農家さんから仕入れた新鮮野菜やジャムなどの地元加工品を買えたり

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奥のイートインレストランでは、地元産の野菜や卵、ソーセージなどを使用したこだわりの料理が提供され、自社ワインと一緒に楽しむことができます。

近くの定山渓温泉方面が紅葉の見ごろということもあり、直売コーナーもレストランも多くの人で賑わっていました。

試験圃場で嫁とブドウ畑を眺めながら、「子供達が小さい頃は、よく果物狩りにいったねえ」。「そうそう、ブドウやら苺やらさくらんぼやら。いちご狩りなんか、手も口も真っ赤にして食べてたっけ。秋には毎年サッポロサトランドに芋掘りにも行ってたなあ」。

普段はせいぜい三言くらいしか会話も続かないのですが、この日は昔のことや子供のこと、最近食べに行った美味しいものの話などしばらく話しあっていました。

久しぶりに嫁との会話を楽しめて少し気分が良かったので、「レストランに寄って行かないかい。ジェラートでも食べたらいいよ。僕は一杯だけワインを飲ませてもらうから、帰りの運転はよろしく」と言うと、嫁が

「いや、ジャンケンだな」

「はっ?えっ?」

ジャンケ〜ン

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負けた〜〜〜っ!!

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嫁はグラスのワインを

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僕は赤ワイン風味の塩ミルクジェラートをいただきました。(アルコールは入っていません)

当然ながら、帰りは僕が運転をして帰りました。

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なんだか平和な帰り道。

「八剣山ワイナリー」さんでスタンプひとつ押したので

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全施設制覇まで、あと3!!

おしまい。

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帰ってから家で飲む用に1本買ってくれました。一緒にワインを飲みながら、もう少し話しをしました。

いい1日になりました。



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