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芦別の夏の一大イベント!健夏まつりの見どころは山笠と獅子舞【北海道】

夏を彩る芦別の「健夏まつり」が今年も開催されます!
今日はその見どころと歴史をご紹介します。


博多祇園山笠振興会から認められた芦別の健夏山笠

まずご紹介するのが山笠です!

一番の見どころは追い山というイベントで、緑幸流、栄流、北大黒流の3つの流に分かれてそれぞれ山笠をひき、その時間を競うタイムレース。

山笠というと、お祭りに詳しい方ならば博多の山笠が真っ先に思い浮かぶと思います。

それもそのはず。
芦別の山笠は、博多からその伝統を取り入れてできたのです。

炭鉱で栄えた時代が終わりつつあるとき、芦別を盛り上げるお祭りがしたい! と考えた芦別市民の青井愼介さんを中心に、山笠を作りお祭りをするようになったといいます。

はじめは見様見真似で作ったそうですが、博多人形師である亀田均さんから学び、徐々に今のクオリティーの高い山笠づくりが実現しました。

それぞれの流に決まった人形が飾られており、その造形が見どころです。
緑幸流は、弁財天。


栄流は、義経。


北大黒流は、大黒天。


人形は本場・博多のものだそう!

市流の「飾り山」は高さ約8メートル・重さ約1.5トンの大迫力

博多伝統の山笠を芦別で模して作ることに対し、当初は博多の方から反対の声もあったそうです。

現在は芦別市民の熱意が買われ、博多祇園山笠振興会から認められて山笠の行事が行われています。

獅子舞日本一の富山県がルーツの芦別獅子

もうひとつの見どころは、芦別獅子です!

こちらは芦別市の無形文化財に指定されています。
獅子舞には一人で舞うものと、複数人が大きな獅子の胴幕のなかに入って舞うものがありますが、芦別獅子は後者の「百足獅子」です。

約10人が入って舞う獅子の姿は、ダイナミックで見ごたえがあります。

まとめ 

街を盛り上げるために生まれた芦別の健夏山笠と、
富山県からの入植者がつないだ伝統の獅子舞。

健夏まつりは、人びとの思いがたくさんつまった夏の1大イベントです。

芦別は富良野からも近いので、立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

健夏まつり概要

以下の外部サイト「芦別観光総合ガイド」にてお祭りの日時や場所、その他イベントが確認できます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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