緊張で失敗してことがあるあなたがやるべき3つの事
こんにちは
北海道メンタルクリエイション代表メンタルトレーナーの秋山です。
テニスの全米オープンは8日、男子シングルス決勝でナダルがメドヴェデフを7-5, 6-3, 5-7, 4-6, 6-4のフルセットで破り、2017年以来2年ぶり4度目の優勝をしました。
ナダル選手のような世界でもトップクラスの選手でも、過去に緊張で失敗した経験があるのではないかと私は考えています。
しかし、ナダル選手のように世界で勝っている選手や本番で実力を発揮する選手は、この緊張を上手く使っているのです。
緊張には、良い緊張と悪い緊張があると考えています。
今日は、その緊張の違いについてお話していきます。
あなたは、過去に緊張で失敗した経験はありませんか?
私はあります。
しかし、メンタルトレーニングでは緊張はあって良いものと考えられています。
それは、私もメンタルトレーニングを行っている選手たちにそう伝えています。
緊張はあっても良い…
でも、良い緊張と悪い緊張がある…
そうなんです。
それをひとつずつ説明していきます。
良い緊張と悪い緊張には大きく分けて3つの違いがあります。
1.準備
2.受け容れ
3.タイミング
です。
1.準備
これは当たり前のように感じる方もいるかもしれませんが、準備の量や質についてです。
しっかりと準備をすることで本番での緊張の仕方が変わってきます。
準備をする時には、最高と最悪の2パターンの準備をしましょう。
最高とは、自分のイメージ通りに物事が進む事で
最悪とは、ハプニングやトラブルなど起こり得る悪い事もイメージして準備しておくことで本番では思い切った行動が起こせます。
「これくらいでいいかな?」
「あとは本番でどうにかなるだろう」
と十分な準備を怠るのは良い緊張には繋がりません。
2.受け容れ
これは、緊張を知っているか知らないかにも大きく関わります。
そもそも緊張は、良いパフォーマンスには必要だと知っているかどうかです。
緊張を嫌がり、無くそうとしている選手もいますがそれは少し違います。
緊張はあってよいもので、高すぎる緊張や低すぎる緊張を良い緊張にする必要はありますが無くす必要はありません。
なので、緊張はあって良いものだと受け容れることが重要です。
3.タイミング
タイミングです。
タイミングとは、緊張するタイミングの事です。
良い緊張は本番前に緊張をします。
逆に悪い緊張は、本番前は「たぶん大丈夫」「何とかなる」と考えて本番が始まってから「ヤバい」「イメージと違う」など本番中に緊張感が増してきます。
良い緊張は本番前に緊張をして本番が始まれば、緊張も収まり準備してきたことに集中できるはずです。
まとめると
1.準備を怠らない
2.緊張を受け容れる
3.本番前の緊張はOK
本番でハイパフォーマンスをする為には、十分な準備とメンタルの事をどれだけ知っているかです。
メンタルトレーニングとは、メンタルの情報を増やし様々な出来事に対しての捉え方や考え方、受け取り方を変化させて行動も変化させていく事です。
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・北海道メンタルクリエイション 代表メンタルトレーナー ・イップス研究所 札幌支所 支所長 ・著書「不安な気持ちで最高の結果を出す方法」出版 小学生~プロアスリートのメンタルサポート。日本一、全国大会、海外大会出場者多数輩出。