見出し画像

ごはんにのっけるイタリアン⑯バーニャフレッダ野菜飯

イタリアンのソースで人気のバーニャカウダはピエモンテ州の料理。
日本人の口にあう味で野菜に合うので、レストランの人気のメニューです。瓶詰めの商品もあります。
にんにくを牛乳で柔らかく煮てから潰し、ピエモンテの山向こうの暖かで海のある州のリグーリアから運んできたオリーブオイルとアンチョビと合わせたソースにします。温めたそのソースを野菜につけて食べる料理です。

日本では、冷たくしたソースをサラダにつける食べ方も人気のようですね。

暑さが続く毎日なのできょうは、バーニャカウダ(熱いソース)の冷たいバージョンを火を使わないで作りました。
そのバーニャフレッダ(冷たいソース)を、ごはんにぶっかけていただきましょう!

さらさらと食べられて、にんにくだから元気のもとになりますよ。
北海道では今が季節の新にんにくを使います。

材料   ひとりぶんのソース (野菜は作り方にあります)
新にんにく 1/2個、味噌大さじ1/2、
牛乳大さじ2~3(お好みで。味見してしょっぱさが強ければ大さじ3にしましょう)、オリーブオイル 小さじ1半


画像1

👉新にんにくは熱がとおりやすいように1センチ幅になるように切ります。

画像2

👉ごはんを炊くときに上に乗っけます。切り口は上に向けると、硬い丸いところに熱が通りやすいです。炊飯器でOKですよ。

画像3

野菜は、キュウリと大葉は必須ですが、山形の野菜料理の「だし」を作るイメージでやってみました。夏野菜と香味野菜を刻んで醤油などでまとめた料理です。
浅漬けにできる野菜なら大丈夫なので、家にあるものでやっちゃいましょう。

わたしが今日使ったのは、キュウリ5センチくらい。丸いズッキーニは、長いのにしたら3センチくらい。小玉ねぎ2個大葉大1枚
小玉ねぎは手に入りにくいですね。辛みを出すのに使いましたから、
普通の玉ねぎや小葱の根っこのほうでOKです。量はアクセント的に少し使います。

画像4

👉硬い野菜は5ミリ角に切り、他は薄切りにして塩を一つまみ混ぜて水分を出します。

画像5

👉しっとりしてくるまで置きます。

👉その間にバーニャ(ソース)を作ります。

新にんにくにはボウルにお引越ししてもらいます。この時、ごはんが少しくっついてくるかもしれません。無理に引き離さずご一緒にボウルへ。

画像6

👉大きめのスプーンで潰します。すんなり潰れます。このために丸ごと入れなかったんです。米粒の方が多分固いので米は粒で残りますが、潰れても平気です。

画像7

👉すっかり潰れたら、味噌を入れます。

画像8

👉よく混ぜます。

画像10

👉牛乳を混ぜながら加えます。

画像10

とろり。ポタージュスープみたいにします。

画像11

👉オリーブオイルを加えます。

画像12

バーニャできました。味見して、しょっぱかったら牛乳を加えます。

画像13

👉ごはんの上にひとつかみの野菜を置き、全体にバーニャをかけます。

残りの野菜をこんもり乗せてください。

画像14

とろっとしたミルキーな味噌味スープと野菜をごはんがつなぎます。

何これ、おいしいわ!!と言いつつ、喉ごし良くするすると食べられる様はなんとなく、とろろごはんのイメージ。味違うけど。

新にんにく入りごはんは、梅干しを入れて炊いても🆗です。にんにくを取り出して、このごはんを食べたあと残ったら、ほのかににんにくの香りがごはんにあるので、梅干しが入ってるとバランスがいいですね。

今シーズンは、リンク先今井さんのレシピをはじめ、北海道の農家さんたちも新にんにく炊き込みごはんをアップされています。
ほくほくして、カリフラワーを炊き込んだときみたいな食感でおいしいと思います。

バーニャフレッダ野菜飯、

良かったら暑い日に、お試しあれ〜。

*カリフラワーの炊き込みごはんはこちらです。

お味噌は、「料理がイタリアンになる」木曽のこうじ味噌を使いましたが、おうちにあるお味噌で。味見したときになんか足りなければお醤油を隠し味にしてください。



読んでくださったり、♡してくださったりありがとうございます。北海道の生産者や素材、加工品を、noteでご紹介するのに使います。よろしくお願いいたします。