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ごぼう一本を使い切る。蒸し煮ごぼうは使える味方。

ごぼうは、食物繊維もポリフェノールもあってカラダにいい。といっても、半分使えば充分で、結果使いそこねて硬くなってしまうことはありませんか?
蒸し煮して冷凍するといいんです。
お味噌汁の具に。きんぴら味に。カレーにも。冷凍庫から出してすぐに使えて、無駄がありません。
私の料理教室で好評なアイディアなんですよ。

ごぼうはたわしで洗うか、そうでなければ包丁の先で皮をこそげて薄切りにしながら水につけていきます。
その水とともにフライパンに入れます。ごぼうの量に対してギリギリの量の水です。大さじ1半~2の油と出汁昆布を1×10㎝ほど小さく切って入れます。

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蓋をして強火にかけ、15分ほど煮てやわらかくなるのを待ちます。まだ硬いのに水がない状態になれば、水を足してください。

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すっかり水がなくなるまで加熱します。油が入っているので高温で味を引き出し、こくを加えます。昆布のうまみが、ごぼうの味を引き上げます。

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シンプルなままで料理に使う以外の提案が、バルサミコ酢で仕上げること。
酸味がつきますが、このままカレーに入れたり、パスタに入れたり。

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これはベーコンとビーツと合わせました。
オリーブオイルでベーコンを炒め、バルサミコ酢で仕上げた蒸しごぼうと蒸しビーツを入れてパスタのゆで汁で伸ばし、パルミジャーノで仕上げます。

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こちらはシンプルバージョンをお味噌汁に入れたもの。
これは豚汁ではなく鶏挽肉で作った鶏汁です。
かぼちゃと鶏挽肉を水から煮だしてあくをとってネギを入れ、ごぼう・にんじん・青菜の蒸し煮を冷蔵庫や冷凍庫から出して投入。
昆布味をまとった野菜の出汁と鶏の出汁+味噌で、まずかろうはずがありません。
ごぼうが食べたいけどねーって思ったときに、この下ごしらえに時間をかけてみてください。次に使うときはあっという間。
時間があるときにこそやっておける下ごしらえです。
お試しあれ。

☆免疫力を育てるチーム
ごぼう 食物繊維 アミノ酸 
昆布  食物繊維
味噌・バルサミコ酢  発酵食品


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