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いりこをめぐる冒険

昨日の、「いりこでパスタ」に目覚めたわたしは、
冷凍庫にあるトマトの事を思いました。
使い切れなくて入れておいた大きめのトマトがひとつ。

「冷凍のトマトを切って、いりこと入れ物に入れてほっておいたら、
トマトが溶けていりこの出汁が出て、いいんじゃなーい?」

やってみました。

冷凍したトマトは水につけると、皮ははじけてツルリとむけます。
さくさく切りやすくなります(すべることがあるので気をつけます)

冷蔵庫に入れなくても冷たい出汁になります。
溶けるまで置くとこうなりました。(途中でいりこを増やしました。)

味見してみたら、いりこの味はあまり感じませんが、トマトの味を濃く感じました。ならば、羅臼昆布を1㎝×5㎝分くらい入れてみます。
昆布がやわらかくなるまで冷蔵庫で放置。
昆布水をトマト+いりこ出汁で作るってことですね。

さっぱりした冷たいスープが出来ました。

味見すると、水のようにごくごく飲んでしまいそうなおいしさ。

ふわっとしたハーブが欲しくて買い物に行ったらなかったので
和のハーブ青じそとみょうがをあしらってみました。
パンチをきかせてみようと、オリーブオイルを垂らしたら、手がすべりました。

オリーブオイルを加え、塩を振ると、見事に冷たい一味違う、いえ、ふた味違うトマトのスープの出来上がりです。沈んでいる羅臼昆布は具になります。(なんとなく黒く見えるのがそれです)

いりこは天ぷら粉でフリットにしました。
お塩をパラリ、そして、パクリ。
おいしーーい!!
軽くトマト味がついているのが、ちょっといいところです。

実は、トマトに漬けたいりこで、これがやりたかったんです。

イタリアで食べた、小さなお魚のフリットに、たどり着きました!!

嬉しいなぁ!!!



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