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昆布はどこからどこへ行く⑥細目昆布・余市編

昆布はどこからどこへ行く⑥細目昆布・余市編

ウニがおいしい海は、昆布がおいしいのです。
利尻昆布の礼文や利尻の海、稚内から雄武、紋別。羅臼昆布の羅臼の海。日高昆布のえりもや浦河の海。
ウニの名産地のオンパレードです!
時期によってウニの味が違うのは、その時の昆布の味ってことなんです。

北海道の日本海沿岸の夏の味も、やっぱりウニ。

そこには、昆布四天王ではないけれど、目立たないけれど、地元ではなくてはならない昆布があります。その名も細目昆

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羅臼昆布のヒミツ。合言葉は「あんじょう」だ!!

羅臼昆布のヒミツ。合言葉は「あんじょう」だ!!

こんにちは。

昆布漁が始まって、夏、夏、夏!!の北海道です。

きょうは、羅臼昆布のヒミツのお話です。

海ではこんな昆布が、

こんなになるのは乾かしたから、だけではないのです。

途中なんかこうですよ。乾いているけど緑色だし、ぴろぴろしてるし。

海の中で茶色かった昆布が、乾いてこげ茶色なのはわかるけど、
途中で緑になるってかい!(北海道弁:途中で緑になるっていうんですか!)

漁で水揚げさ

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昆布の季節がやってきた。羅臼からの便り。

昆布の季節がやってきた。羅臼からの便り。

北海道の夏といえば、やっぱりウニを思い出しますか?

そのウニは、昆布が大好物。昆布あるところにウニ有りなんです。

だから昆布の産地と、ウニの名産地は一致するんですよ😉

羅臼のウニが甘くて味が濃いのは、羅臼昆布の味を反映するからなんです。

なるほど〜!でしょう?

さて、今日のお話はウニではなくて昆布ですよ。

羅臼の昆布漁師・大友さんが、春の海明け後4月19日から今年の養殖昆布の様子をF

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