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講師の仕事とは?

週末2日間の研修を受け、多くの講師の話を聞く機会がありました。

先々週も2日間の研修を受けましたが、今回はその比較で感じたことが、【講師の質】の部分です。

先々週受けた研修は2日で15万円とかなり高額だったこともあり、講師業をメインとして活躍されているプロ講師でした。

週末受けてた研修の講師は、看護師だったりセラピストだったり、講師をメインとしておらず、現場のスペシャリストがお話するような研修でした。

プロと比較したら、そりゃそうだという意見が聞こえてきそうですが、
今回この二つを比較すると【講師の仕事とは何なのか?】というところがみえたような気がします。

以前の私は、講師の仕事とは何なのか?と聞かれたら、
【研修内容を分かりやすく伝えること】だと思っていました。

しかし、今回の研修を通して

講師の仕事は、【講師の伝えたいことが参加者へ伝わること】だと思いました。

【伝える】→【伝わる】

プロ講師は、自分の伝えたいことを分かりやすく伝えるのはもちろん、参加者の反応をみながら修正し、時には質問を受け、すり合わせをし、伝わること・理解してもらうことをとても意識しているなと感じました。
コミュニケーションをとっている印象です。

一方で、今回の講師は、自分の伝えたいことを伝えるが、参加者とのやり取りがなく、ただ一方的に伝えている印象でした。

練習もあまりしていないのでしょうか。
噛んだり、説明で何を言っているか分からなかったりと正直聞き苦しい感じでした。

講師は発表する人というイメージが強いですが、
実は伝わること、理解されることが目的になります。

その目的の為に、どのように発表するのか。
話し方、言葉遣い、スライド、資料の作り方などしっかり考えて準備しないといけないと思います。

私も講師をやることもあるので、今回の気づきを意識していきたいと思います。

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