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Vol.11 一人ひとりの得意を活かした社会が、豊かな子どもの未来を作っていく

現在、『のあそびっこプロジェクト』の主宰をしている相原里紗さん。「とかいっこをのあそびっこに」をテーマに、都会の子どもたちに野遊びのチャンスを増やす活動をしています。その他にも、フリーランス保育士として、広告制作やライターなど多岐に渡る分野で活躍されています。様々な顔を持つ相原さんが、保育士になったきっかけや、なぜ多方面で活動されているのかお話を伺いました。


直接親子に関わりたい気持ちから保育士の道へ

元々大学の時から子どもに関わる仕事がしたいと思っていました。その後、親子向けの情報発信を取り扱うWEBメディアの企業に就職。4年間の経験を経て、今度は子どもと直接向き合うことができる環境に身を置きたいと考えるようになります。働きながら試験勉強をし、保育士資格を取得しました。


近くだから見えること、一歩離れてわかること

実際に保育園で働いてみると、今までの仕事の仕方とは全然違うことに驚きました。例えば、WEBメディアの企業ではITを使いオンラインで業務が進むのに対して、保育園はアナログの世界だったり。最初は戸惑うこともありましたが、社会人の経験があったからこそ、お仕事をされている保護者の方の気持ちに寄り添うことができたと思っています。
保育士になると同時に、新しい形の子育て支援を行う任意団体にも携わります。

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子どもと密に関わる場所(保育園)と、子どもを一歩離れたところから見守る場所(任意団体)の二つの顔があったからこそ、うまくバランスを取りながら働くことができました。


「今のわたし」の視点で子どもの未来に貢献していきたい

出産を機にフリーランスへ転身しましたが、今後は子育てを中心にしながら、自分のキャリアを活かせる仕事をしたいと思っています。オンラインミーティングで子どもが膝の上に座っていたり、子連れ出勤ができたり、発熱などに柔軟に対応してもらったり。自由な働き方を許容してもらえているのはありがたいですね。

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保育士の道だけにとらわれることなく、それぞれの経験や特技を掛け合わせることで、その人にしかない良さが生まれると思います。それぞれの良さを認め合える社会になることによって、子ども達の可能性もきっと広がっていくと信じています。


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