【いざ退職】1年目で退職できなかった保育士の末路④
ブラック園でぐだぐだと退職できずに3年目まで働いた結果、体重39キロまで痩せこけ精神状態も明らかにおかしくなり過労死寸前までいった話です。
今回は『いざ退職』編。
残業と持ち帰りの仕事で徹夜する日の方が増えてきた頃。
もう何も頭が回らなくなって日案も立てられない、仕事のことを考えていたはずなのに気づけば死ぬことを考えている…。
徹夜が3日続き、ついに金曜日欠勤してしまった。
そして39kgまでやせ細り笑顔がなくなった私を見て土日に家族に退職するよう説得された。
💥園長に退職の相談をする
土日で家族に説得され、どっさりある持ち帰りの仕事をしつつぼーっとする頭で必死に考えました。
そして、月曜日の朝園長に『話がしたい』と震える声で連絡を入れる。
月曜日の朝6時🕐
『今日は辞めるために来ました。保育はもうできそうにありません。』から話を始めました。
少々失礼なやり方かもしれないけど、話しているうちに『辞めたい』と言わせて貰えなくなることが目に見えていたから。
何がしんどいの?とまず聞かれましたが、辞めるはずなのにどうしても『残ったときのこと』を考えて話をしてしまう。
先輩のことは悪く言えない、園長や仕事内容がめちゃくちゃなことについてはどうしても言い出せなかった。
それでもなんとか『分からないことがわからない』でも先輩から歩み寄ってくれることもないし、分からなかったことはミスして怒られるだけの現状を伝えた。
返ってきた言葉は…
『そんなに思い詰めているなんて知らなかった。』
あれだけ普段から難癖つけているのに?
知らないはずがない。
そう呆気にとられているうちに、
今日1日保育を見せて欲しい
と言われ、断りきれず保育をすることに。
💥園長在籍での保育
その日は平仮名ワークをする日でした。
参観のように園長先生が後ろで見ている状態。
前で平仮名の書き方を教えて見回り丸をつけたりするだけ。
それすら立っていられなかった。
前に立つだけで息が出来なくなり、脳貧血を起こしてふらふらする。
子どもたちの表情が焦っているのが伝わる。
あぁ、私の顔青いだろうな…
結局、説明も中途半端に膝から崩れ落ちて書けた子どもから私の所へ持ってきてもらうことしかできなくなった。
その日1日そんな感じでなんとかやり切った。
(子どもたちに迷惑をかけた。)
💥保育後の話
その後、保育後の終礼。(職員会議)
うちでは欠勤した次の日は職員会議で『ご迷惑をお掛けしてすみませんでした。明日からまた宜しくお願いします。』と挨拶をするテンプレがある。
私は辞めるつもりだから明日からの話には触れず『ご迷惑をお掛けしてすみませんでした』のみを職員全員に伝えた。
するとすかさず園長が『明日からも宜しくお願いしますでしょう!!!!!!』と怒鳴った。
まだ保育後園長とは話せていないのに。
結局、無理やり職員全員の前で明日からもよろしくお願いしますだけでなく『これからも頑張ります』まで言わされることになった。
そのまま職員会議が終わった足で園長に呼び出される。
💥園長からの 言葉
園長に保育を見てもらった話をするため園長室で話をした。
何も問題は無い
え?そもそも保育できていなかったのに?
普段あんなに難癖つけてくるのに?
もう完全にこんなときだけ目を瞑る。
どうせ明日になればまた今日の難癖も言ってくるんだろう。
何を言ってもだめだ。
そう思っていたら園長に『そういうことだから』と園長室を締め出された。
💥帰宅
家族には保育せずに辞めてくると伝えていたので心底心配をかけていた。
今日あった一連の流れを話、もう何を言っても言いくるめられることを改めて説明した。(私が上手く話せないのがいちばん悪い)
お願いだからもう幼稚園には行かないで欲しい
と言われる。
馬鹿な私は終礼で『明日から』と話をしたが為にまた悩んでいた。
次の日、やっぱり体は出勤しようとしている。
そこを家族で羽交い締めレベルで押さえられた。
8時くらいから先輩保育士が出勤してくるのを知っているだけに保育が始まるであろう9じくらいまでは気が気ではなかった。
でもそこからは洗脳が解けていくというか。
何を恐れていたんだろう?
『園長が辞めさせてくれない』
『人手不足だから辞められない』
『年度途中だから退職できない』
全部私の思い込みだったことに気がついた。
一生懸命家族が説得しているのに、 でも…でも…と言い訳をしていたのは私だった。
どうしてこんなになるまで放っておいたのか。
保育後の時間になる頃には後悔さえしていた。
でも…、やっぱり退職代行を使っていないから退職の手続きは必要になってくる。
こんな辞め方をしたんだから会いたくないし…
さすがに怖かった。
次回は、
( 'ω'o[退職手続きと自宅療養の話]oについてお話する予定です🐰
最後まで読んで頂きありがとうございました⸜🌷︎⸝
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