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【ねじ曲げられた雇用契約】1年目で退職できなかった保育士の末路③

ブラック園でぐだぐだと退職できずに3年目まで働いた結果、体重39キロまで痩せこけ精神状態も明らかにおかしくなり過労死寸前までいった話です。

今回は『ねじ曲げられた雇用契約』編。


私は保育補助(職員室の先生)専門という約束でこの幼稚園の保育士になりました。

入社前の確認事項として言われていた内容としては、

🐤事務員(フリー保育士)として採用する
🐤保育補助は行うこと
🐤バスの搭乗はしてもらうことの確認
🐤給料には若干差をつけさせてもらうこと

というものでした。
この条件には全く不満なく了承。


フリー保育士専門で雇ってもらえる園がなければ一般職に就こうと思っている話もしていました。

そして同期はもちろん先輩保育士もみんな私が保育補助専門ということは認識済み。


これがとある一言で知らぬ間に覆っていたんです…。

1年目のある日「きっかけの一言」

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私はとにかく急いでいました🏃🏻💨

走ってはいけない廊下を猛ダッシュするほどに。


そして園長先生とすれ違った瞬間。

園長「そら先生?」
私「はい!(急停止)」
園長「先生頑張っているから給料みんなと同じにしといたよ」
私「…? ありがとうございます?」

毎日1時間以上、私に説教しているのに頑張っているとは??と疑問に思いましたが急いでいたため再び走り出しました。


園長曰く、この会話で契約を差し替えたらしい。

ただ廊下ですれ違ったこの一言が全てだった。


契約が勝手に変わっているなんて知りもせずに、在職していました。

契約が変わっていることに気づいた出来事

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契約が変わっていることに気がついたのは2年目の学期末。
来季の人事発表のときでした。

職員室で保育士全員が集まりドキドキして聞いていると…
あろうことか私の名前が担任として呼ばれました。


保育士全員がすごい勢いで私を見る。

誰もが「え!?」って顔をしていたけど私が一番瞳孔が開いてた自信があります…。


解散後すぐに園長先生へ「保育補助専門という契約だったはず」とお伺いしました。

園長先生に直談版する

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フリーという契約では…?と園長先生に確認をしたところ返ってきた返事は…

💥給料を揃えた時に了承したと思っていた
💥あなただけ人事にわがままを言うのはおかしい
💥もう全員に発表をしたから変えられない
💥せっかく白羽の矢が立ったのだからやりなさい

ということを連連と言われ『変更はできない』とピシャリ。

そこで私が「じゃあ辞めます」って言えればよかったんです。


その後、同じ学年になる先輩保育士たちに散々「頑張ろうね!」「フォローするから☆」と言われどんどん断りづらくなり勇気づけられ…
乗せられる。

帰宅後、家族に話すと当たり前のように猛反対💣💥

今度こそ潰される。利用されているだけだと言われるも断りづらい、断った後が怖い、辞められる訳がない。そんな思い込みから反対を押し切り馬鹿な私は4月から担任になりました。


担任になった結果

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いくら保育補助をしていたとはいえ、初の担任。

仕事を覚えるのはほとんど1からのスタート。


だけど無駄に3年目だから誰も付いてくれる訳がない。
また「分からないことがわからない」に逆戻りした。


子どもは本当に可愛いし保護者にも恵まれていた。
懇談で「先生が担任でよかったと旦那と言っていたんです!」と言ってもらえたり恵まれていたし応えたかった。


でも私の適応能力のなさと職場が悪すぎた。

持って帰れる仕事は園ではしてはいけない暗黙のルールがあったため、日案などの書類や保育準備の切りものなどは自宅。

徹夜して仕事をしても間に合わない日もあった。

そんなことをしていると当然熱が出る日もある。


午前中から熱があったけど無理やり保育をした日。
なんとか給食まで保育をしたけど熱を測ると39.0。

給食後の外遊び等はどう考えても見きれないと思い学年主任に倒れ込むように伝えると舌打ち。
結局園長に話して帰らせてはもらえたけど、言わずもがな「担任なのに帰った」と後日怒られました。

体調を崩しやすいからといって仕事が減る訳でもないので、熱が治ってもまた体調を崩す。


パワハラももちろん続いているから精神状態もおかしくなってくる…
頭がぼーっとして日案すらどんどん時間がかかるようになって行って…

何も食べられない
体重も39キロまで落ちる
頭が全く回らない
寝られない

何もできずぼーっとする時間が増えてきて日案を立てているはずなのに、いつの間にか「死にたい」に変わっている。

次の活動を考えても思考停止。


ついに日案が書けず、学年主任に「全く頭が回らない」と相談するも日案なしで保育できるもんならやってみろ。失敗しても書かなかったあなたが悪いから知らない。と言われまた落ち込む。


もうだめだと最後の力を振り絞って次の日、園長に退職の話をしにいきます。

これだけ傲慢な園長がさらっと辞めさせてくれる訳ないですよね^^(笑)


まだ一悶着あるので次回にします!

ということで次回は、
( 'ω'o[ いざ退職 ]oを更新予定です!


最後まで読んで頂きありがとうございました⸜🌷︎⸝‍


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