高校生の考えるeスポーツ #3 イメージとゲーマーへの道


こんにちは!hoikoです。
自分の学校では、成績にかかわる大きなテストがこの1ヶ月の間に2回もあるんです。だから、化学が苦手だから勉強しなきゃ!
ということで、結構不定期な更新となってしまいました。すいません。



学校の授業でeスポーツしています。


自分は神奈川県のある高校に通っています。
ですが、「大学のゼミみたいに高校のうちに論文を作っておこう。」みたいな感じの授業が週1であるんです。
あらかじめ生物系、社会系、英語多聴多読、マルチゼミ、などさまざまな分野のゼミが13個ほど用意されており、生徒ひとりひとりが自分の興味のある分野のゼミでそれについて探求できる、という授業です。

先日、その授業がありました。自分のゼミは「数学・情報系」という名前です。名前から大体の予想がつくと思いますが、「がちがちに数字を扱っている数学」班や「SNSの活用」班、「プログラミング」班などの班がいくつかあります。

自分は、もともとEスポーツについて研究したいと思っていたので、このゼミの「Eスポーツ班」というところに所属しています。

この班では、LoLやロケリなどをプレイするのではなく、客観的に見たEスポーツについての資料をまとめたり、大会の特徴などを調べたりしています。なので、ゼミの名前が「数学・情報系」という名前なのにわりと、文系な内容です。

自分の学校は神奈川県の中でも文武両道を謳っているマンモス校であり(自称)進学校なので、そういった授業があるのは当たり前といえば当たり前だけど、特徴的と言ったら特徴的な、おもしろい学校です。



ノンゲーマーを増やすためにはイメージが大事


先日、ゼミの担当先生からこんなことを言われました。

「きみ、最近がんばってるんだってね。なにか面白いことでも見つけたら教えてね。」

最初聞いたときは、え?なんのこと?と驚きを隠せませんでしたが、話しているとなにやらhoikoのnoteやTwitterのことを知っているようで、自分の活動を見ていたようです。

怖い。単純に怖い。まさか、自分のフォローワーに先生が...?

逆に聞き返してみました。(今思えば意外と冷静だったのかも)

「こんど、Eスポーツを盛り上げよう!って人たちのイベントに参加するんですけど、なにか気になるところとかありますか?」

そうしたら、こう返答が。

「僕個人の意見だけど、僕のなかでEスポーツって、ちょっと民度とかどういう人材がいるのかわからないっていうことがあると思うんだよね。なんていうか、不透明で薄暗いイメージ。」
と。

自分はイベントとかに足を運んだ回数があまり多いわけではないので一概には言えませんが、ホールとかでやっているEスポーツのイベントとかって、スクリーンがあってその前に椅子が並べられてて、そこに来た人が楽しむ。というのが一般的だと思うんです。

これは、興味がある人には面白いかもしれないけど、それをツイッターやらインスタグラムやらで見て、薄暗い場所でモニターに向かっている。そういうところに新しく人が集まるのか。そう思いました。

では逆に、そういった暗めのイメージを取り払い、明るい色を使った会場設営にしたら全体的なイメージが向上し、女性の方も入りやすい感じになるのではないでしょうか。



マリオからeスポーツへ


ゲーマーの人口を増やすには、最初の一口が甘い必要があります。

というのも、この記事を読んでいる方ならわかると思いますが、ゲームを最初に始めたきっかけはなんでしょうか。

おそらく、中学高校大学生なら小学生の時に買ってもらったマリオ。
そこから派生した感じでスマブラ。
そこから、プレイステーションを買っていったり、たまにPCに手を出す人が出てきたり。
おそらく、この流れが一般的ではないでしょうか。

実際に、PCでFPSやらMOBAやらをプレイしている学校の友達に聞いても、やはりマリオから入ってちょっと戦う系のゲームに寄り道して、最終的にはFPSやMOBAにたどり着いた人が多かったです。


最初から、一般的に言われるEスポーツ(CSGOやLoLなど)に興味を持たせるのではなく、だれもが知っているようなタイトルから、徐々にゲームに興味を持ってもらい、Eスポーツを知ってもらう。という流れも全然悪くないと感じます。


もちろん、興味を持ってもらう上で、その先には何があるのか。
そこが明確でなければ、スーパーマリオブラザーズからスマッシュブラザーズになることもありませんし、ましてやそのままゲームをやめてしまう可能性だって考えられます。

そのため、まずそもそも興味を持ってもらうところから始めなければいけません。ゲーマーのための施設であったりイベントというのは、興味を持った人が行くものだと考えているので、まずは身近なところからイベントに誘ってみるなどの試みが絶対的に必要となってきます。


また、少しでもゲームに興味を持っていれば、実際にプレイする時間や場所はなかったとしても、通学・通勤途中にスマホで大会の配信をみることは十分にありえますし、それこそがまさに「ノンゲーマー」とやばれるものだと思っています。
現に、自分は今、パソコンで文字を打ちながらスマホでR6Sの国際大会を真夜中の寒さに耐えながら見ています。(野良連合、ベスト4進出おめでとう!!!)


まとめ


大事なのは、ゲームと触れ合うこと。また、そこからどうやって興味を引き出して次のコンテンツに手を伸ばさせるか。ということだと思います。

そうすることができれば、自然と「eスポーツ」という名前に知名度が上がっていて、ブランド化されることも考えられます。



ありがとうございました。


#eスポーツ #esports #中学生 #高校生 #大学生 #エッセイ


hoiko

Twitter: @lore_cpt

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?