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どうする?限界集落、負動産の実家1

わたしは、現在50代。
関西地方の田舎町に生まれ、結婚してからは都市部に住んでいます。2016年、父が脳梗塞で倒れ、実家は空き家になりました。

築百年余。約200㎡の戸建てです。
畑、別棟、プレハブの仕事場つき。
「さてこの家、どうする?」
それから始まった実家じまいをお話します。

たくさん覚書や記録を残したので、noteに書いて自分用に保存したいのと、少しでも誰かの参考になれば、うれしいです。

どうぞおつきあいくださいませ。

さて実家は、わたしの現在の住まいから、電車で5時間半の距離。

自宅→私鉄20分→新幹線2時間→私鉄1時間20分→コミュニティバス30分。早くに妻を亡くした父は当時、70代後半。近所の方に家事を手伝っていただきながら、自営業を続け、一人暮らしをしていました。

最初に通常でない物忘れの兆候がみられたのは、2014年5月。その後は、ヘルパーさんに週6来てもらっての遠距離介護でした。もの忘れ以外にも、昼夜逆転の生活、外出しなくなったゆえのフレイル、服薬の調整ができないこと、訪問販売に騙されることなどが重なり、自宅で過ごすのは限界だと周囲が感じ、

施設入所を勧めていた最中の2016年10月。
午後3時。

ヘルパーさんから、
「お父さんの様子がおかしいので、救急車を呼びました。これから病院に運びます!」と電話がありました。脳梗塞の発作でした。父が搬送された中央病院にわたしが到着したのは、午後9時。

わたしが着くまでの間、連絡を受けて付き添ってくれていた叔母夫婦。叔父は80歳を越えていましたが、わたしには、その二人しか頼れる人がいなかったのです。

そしてこの日から、父の入院生活に平行して、この古い実家をどうするか?問題が現実味を帯びてきました。つづきは下記で。

https://note.com/hoho1064/n/n44db3ac9ea7a


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